東京都羽村市を中心に、屋根・外壁塗装工事を行っている株式会社望月建築塗装です。

本日は、外壁塗装工事を行う為の現地調査を行いましたのでブログを🆙していきます!

本日は、外壁塗装工事を行う前の現地調査の様子になります。今回、ご紹介させていただく材質はジョリパットの外壁材になります。

目次

ジョリパットとは?

ジョリパットは外壁材(外壁仕上げ材)の一種です。
正確には、アイカ工業株式会社が製造・販売している「壁面仕上げ用の塗材」の商品名で、モルタルなどの下地に塗って仕上げることで、様々なデザインや質感を表現できるのが特徴です。
一般的な塗料とは異なり、砂などを混ぜてあるため、塗装後に外壁を触るとザラザラとした独特の感触があります。また、ツヤがないマットな仕上がりが特徴です。
ジョリパットの主な特徴

  • 豊富なデザインとカラーバリエーション: 100種類以上のデザインパターンと140色以上のカラーがあり、個性的な外壁を演出できます。職人の手作業によって、世界に一つだけのデザインを作り出すことも可能です。
  • 高い耐久性: 耐候性に優れており、色褪せしにくいという特徴があります。耐用年数は15~20年程度と言われています。
  • 健康・環境への配慮: ホルムアルデヒドの放散量が少なく、人体や環境に優しい素材で作られています。
  • 親水性による汚れの洗い流し: 塗膜が水になじみやすいため、雨が降ると汚れを洗い流してくれる「セルフクリーニング効果」が期待できます。
  • ひび割れに強い「可とう性」: 粘性があるため、建物の動きに追従しやすく、ひび割れが生じにくいとされています。

メリット・デメリット

  • メリット
  • デザイン性・意匠性が非常に高い
  • カラーバリエーションが豊富
  • 耐久性が高く、色褪せしにくい
  • 健康や環境に配慮されている
  • 汚れが雨で流れやすい(親水性)
  • ひび割れしにくい
    デメリット
  • 凹凸のあるデザインが多いため、汚れが溜まりやすい場合がある
  • 職人の技術によって仕上がりが大きく左右される
  • 一般的な塗料に比べて費用が高くなる傾向がある
  • 下地がモルタルやセメントの場合、下地のひび割れに引っ張られてジョリパットも割れることがある
    ジョリパットは、デザイン性の高い外壁にしたい方や、塗り壁の温かみのある風合いを好む方に人気の外壁材です。

ひび割れの対処法・解決策とは

ジョリパットを含む外壁のひび割れの対処法は、ひび割れの種類(ヘアークラック、構造クラックなど)、深さ、原因によって異なります。自己判断せずに望月建築塗装に相談することが最も重要ですが、一般的な対処法をいくつかご紹介します。

  1. 望月建築塗装への相談
    これが最も重要です。ひび割れは見た目だけでなく、建物の構造に影響を与える可能性もあります。専門業者(外壁塗装業者、リフォーム業者、建築士など)に診断してもらい、適切な対処法を提案してもらうのがベストです。
  • 診断内容: ひび割れの種類、深さ、原因(下地の問題、構造的な問題、経年劣化など)を特定します。
  • 見積もり: 診断結果に基づき、補修方法と費用を提示してもらいます。
  1. ひび割れの種類の確認
    業者に依頼する前に、ご自身で大まかにひび割れの様子を観察しておくことも役立ちます。
  • ヘアークラック(微細なひび割れ): 髪の毛のように細いひび割れで、0.3mm以下程度の幅のものを指します。表面的なものが多いですが、放置すると水の浸入を招く可能性があります。
  • 構造クラック(構造的なひび割れ): 0.3mm以上の幅があり、深さも下地まで達している可能性のあるひび割れです。建物の構造的な問題が原因であることも多く、緊急性が高い場合があります。
  • 乾燥クラック: モルタルなどの乾燥収縮によって生じるひび割れです。
  • 縁切れクラック: 施工時の継ぎ目などに発生するひび割れです。
  1. 一般的な補修方法(業者による施工)
    ひび割れの状況によって、様々な補修方法が選択されます。
    a. ヘアークラックの場合
  • シーリング材の充填: 細いひび割れであれば、弾性のあるシーリング材(コーキング材)を注入して埋める方法が一般的です。
  • 微弾性フィラーの塗布: 外壁全体に微弾性のある下塗り材(フィラー)を塗布することで、微細なひび割れを埋め、再発を抑制する効果が期待できます。
  • 再塗装: 下地処理としてひび割れを補修した後、上から再塗装することで、美観を回復させるとともに、防水性を高めます。ジョリパットの場合、ジョリパットフレッシュなど、ジョリパット専用の再塗装材を使用することが多いです。
    b. 構造クラックの場合
  • Uカット工法: ひび割れに沿ってU字型に溝を掘り、プライマーを塗布した後にシーリング材やエポキシ樹脂などを充填し、モルタルなどで表面を均します。その後、塗装で仕上げます。比較的大きなひび割れや、構造的な要因が疑われる場合に用いられます。
  • エポキシ樹脂注入: ひび割れ内部にエポキシ樹脂を注入し、ひび割れを接着・補強する方法です。
  • アラミド繊維シートなどによる補強: ひび割れが広範囲に及ぶ場合や、構造的な脆弱性が疑われる場合に、アラミド繊維などのシートを貼り付けて強度を高めることがあります。
    c. ジョリパット特有の補修
  • ジョリパット専用の補修材: ジョリパットの意匠性を損なわずに補修するためには、ジョリパット専用の補修材や、ジョリパットの上に塗れる塗料(ジョリパットフレッシュなど)を使用することが重要です。
  • 模様合わせ: 既存のジョリパットの模様に合わせて、手作業で模様を再現する技術が必要です。これは熟練した職人技が求められます。
  1. 応急処置(推奨はしないが、一時的な対策として)
  • 市販の補修材: ホームセンターなどで販売されている外壁用の補修パテやシーリング材を使用して、ごく浅いヘアークラックを一時的に埋めることは可能です。ただし、これはあくまで一時的な応急処置であり、専門業者による診断と適切な補修を後日必ず行ってください。自己流の補修は、かえって問題を悪化させる可能性もあります。
    まとめ
    外壁のひび割れは、見た目の問題だけでなく、雨水の浸入による建物の劣化やカビの発生、さらには構造的な問題につながる可能性もあります。特にジョリパットは、その特徴的な質感や模様を維持しつつ補修するには専門的な知識と技術が必要となります。
    少しでもひび割れを見つけたら、早めに株式会社望月建築塗装にお問合せ下さい(^^♪

外壁材にカビ・コケが発生している

ジョリパット外壁にカビや苔が発生している場合、美観を損なうだけでなく、外壁材の劣化を早める原因にもなります。適切な対処が必要です。
なぜジョリパットにカビや苔が発生しやすいのか?
ジョリパットは凹凸のあるデザインが特徴的ですが、この凹凸部分に汚れやホコリが溜まりやすく、それがカビや苔の栄養源となり繁殖しやすい環境を作ってしまいます。また、以下の要因も関係します。

  • 日当たりや風通しの悪い場所: 特に北面や、建物と隣接する場所、植栽が茂っている場所などは、湿気がこもりやすく、カビや苔が発生しやすいです。
  • 塗膜の劣化: ジョリパット表面の保護塗膜が劣化すると、撥水性が低下し、外壁材が雨水を吸い込みやすくなります。水分を含んだ状態が続くことで、カビや苔が繁殖しやすくなります。
  • 立地環境: 幹線道路沿いなど、排気ガスや粉塵が多い場所では、汚れが付着しやすく、カビや苔の発生を促進します。
    カビや苔の対処法
    軽度なものから、専門的な処置が必要なものまであります。
  1. 軽度のカビ・苔(ご自身でできる範囲)
  • 水洗い: 基本は水洗いです。ホースなどで水をかけ、柔らかいブラシやスポンジで優しく擦り洗いします。力を入れすぎるとジョリパットの意匠を損なう可能性があるので注意が必要です。
  • 中性洗剤の使用: 水洗いだけでは落ちない場合、薄めた中性洗剤を使用します。洗剤が残らないように、しっかりと水で洗い流してください。
  • 注意点:
  • 高圧洗浄機の使用は基本的に避ける: ジョリパットは凹凸があるため、強い水圧で洗浄すると意匠が剥がれたり、表面が傷ついたりする可能性があります。特に、家庭用の高圧洗浄機は水圧が強すぎる場合があるので注意が必要です。
  • 塩素系漂白剤は避ける: 強力なカビ取り剤はジョリパットの素材を傷めたり、変色させたりする可能性があるので、専門知識がない限り使用は避けるべきです。
  1. 広範囲にわたるカビ・苔、または根が深く張っている場合(専門業者に依頼すべき範囲)
    ご自身での対処が難しい場合や、根が深く張っている場合は、専門業者に依頼することを強くお勧めします。

カビやコケが発生している場合の解決策

  • 専門業者による洗浄:
  • バイオ洗浄: 特殊な薬剤(カビや苔の根を分解する効果のあるもの)を使用して洗浄する方法です。建材を傷めずに汚れを除去でき、再発を抑制する効果も期待できます。
  • 適切な水圧での洗浄: プロの業者は、ジョリパットの特性を理解した上で、適切な水圧で丁寧に洗浄します。高圧洗浄を行う場合でも、塗膜を傷めないように細心の注意を払います。
  • 外壁塗装(塗り替え): カビや苔が広範囲に発生している場合や、塗膜の劣化が進行している場合は、根本的な解決として外壁塗装を検討する必要があります。
  • 下地処理: 洗浄でカビや苔を完全に除去した後、適切な下地処理を行います。
  • 防カビ・防藻性の高い塗料の選定: ジョリパット専用の塗料や、防カビ・防藻効果のある塗料(アクリルシリコン系、フッ素系など)を選ぶことで、再発を抑制し、長期的に美観を保つことができます。
  • 親水性・低汚染性塗料: ジョリパットの親水性を活かし、雨で汚れが流れやすい低汚染性の塗料を選ぶのも効果的です。
    カビや苔の再発防止策
  • 定期的な清掃: 汚れが軽いうちに定期的に水洗いするなど、日常的な清掃を心がけましょう。
  • 通気性の確保: 外壁周辺の植栽の剪定を行うなど、風通しを良くすることで湿気がこもりにくくなり、カビや苔の発生を抑制できます。
  • 撥水剤の塗布: 洗浄後、撥水剤を塗布することで、雨水や汚れの付着を防ぐ効果が期待できます。
  • 適切な塗装メンテナンス: 塗膜が劣化するとカビや苔が発生しやすくなるため、定期的な点検と、必要に応じた塗装メンテナンスを行うことが重要です。
    カビや苔は放置すると根を深く張り、外壁材を傷める原因にもなります。早期発見・早期対処が大切です。株式会社望月建築塗装に相談し、適切なアドバイスと施工を受けることをお勧めします。

株式会社望月建築塗装では、施工実績が多くあり、多くのお客様からご満足を頂いております。

完全自社施工・技術・経験を活かして塗装工事に携わらせて頂いております。

こちらの物件は、来週から外壁塗装工事を行わせて頂きます。

T様この度は、工事のご依頼頂き有難う御座います。

精神誠意務めさせていただきますので何卒宜しくお願い致します。完成を弊社でも楽しみにしております(^^♪

東京都羽村市を中心に、山梨県・埼玉県・神奈川県と屋根・外壁塗装工事を行っている株式会社望月建築塗装です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次