東京都羽村市を拠点に屋根・外壁塗装を行っている株式会社望月建築塗装です。

本日は、屋根についてブログを🆙していきますね!!屋根には塗装できる屋根と塗装ができない屋根があります。

塗装できるかできない屋根かは現地調査時に外壁診断士を保有したプロが判断し適切なご提案をさせて頂いております。それでは早速塗装できる屋根・塗装できない屋根の解説をさせて頂きます。

塗装できる屋根とできない屋根があります。塗装は屋根の美観を保ち、防水性を高めるなどの効果がありますが、屋根材の種類や状態によっては塗装が適さない場合があります。

目次

塗装できる屋根について


塗装できる屋根の主な種類:

  • スレート瓦: セメントや粘土などを主原料とした薄い板状の屋根材です。
  • セメント瓦・コンクリート瓦: セメントやコンクリートを主原料とした瓦です。
  • 金属屋根: トタン、ガルバリウム鋼板などの金属製の屋根材です。
    塗装できない、または塗装に不向きな屋根の主な種類:
  • 天然スレート: 自然の粘板岩を加工した屋根材で、塗装すると剥がれる可能性があります。
  • 無釉薬の瓦: 陶器瓦の一種で、表面に釉薬が塗られていないため、塗装しても塗料が密着しにくいです。
  • モニエル瓦・プレスセメント瓦: 特殊なセメント瓦で、塗膜が剥がれやすい性質があります。
  • ノンアスベスト屋根材(一部): 2000年前後に製造された一部のノンアスベスト屋根材は、塗膜が剥離しやすいため塗装に適さない場合があります(例:ニチハのパミール、クボタのコロニアルNEOなど)。
  • 著しく劣化している屋根: ひび割れ、剥がれ、浮きなどが広範囲に及んでいる場合、塗装では根本的な解決にならないことがあります。
    ご自宅の屋根が塗装できるかどうかの判断:
  • 屋根材の種類を確認する: ご自宅の屋根材が上記に該当するかどうかを確認してください。
  • 築年数を確認する: 特に2000年前後に建てられた住宅の場合は、ノンアスベスト屋根材である可能性があります。
  • 屋根の状態を確認する: ひび割れ、剥がれ、コケや藻の発生状況などを確認してください。
  • 専門業者に相談する: 塗装の可否は専門的な知識が必要な場合が多いため、複数の業者に点検・見積もりを依頼し、屋根の状態を正確に判断してもらうことをお勧めします。
    塗装できない屋根のメンテナンス方法:
    塗装ができない屋根の場合、カバー工法(既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる)や葺き替え(既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材を設置する)などの方法が検討されます。
    ご自宅の屋根の状態をしっかりと把握し、適切なメンテナンス方法を選ぶことが、建物を長持ちさせるために重要です。

今回は、上記に記載のあるノンアスベストについてピックアップしていきます!!

こちらの屋根材はグリシェイドneoという屋根材になります。

グリシェイドneoについて

「グリシェイドNEO」は、2000年頃にクボタ(現ケイミュー)から販売されていたノンアスベストのスレート屋根材です。
塗装について:
一般的に、グリシェイドNEOは塗装には不向きとされています。その理由は以下の通りです。

  • 耐久性の低さ: アスベストを含まないため、従来のセメント系スレートに比べて強度や耐久性が低く、割れや剥離が発生しやすい傾向があります。
  • 塗装しても剥がれやすい: 塗装をしても塗膜が密着しにくく、早期に剥がれてしまう可能性が高いです。
  • 高圧洗浄で破損の可能性: 塗装前の高圧洗浄の際に、屋根材が脆くなっているため破損する恐れがあります。
  • 塗装による延命効果が期待できない: たとえ塗装できたとしても、屋根材自体の劣化が進行しているため、塗装による長期的な保護効果は期待できません。
    メンテナンス方法:
    グリシェイドNEOに対しては、塗装ではなく、主に以下のメンテナンス方法が推奨されます。
  • 屋根カバー工法: 既存の屋根の上に防水シートを敷き、新しい軽量の屋根材(ガルバリウム鋼板など)を重ねる工法です。既存の屋根材を撤去する手間や費用が抑えられます。
  • 屋根葺き替え工事: 既存の屋根材を撤去し、下地を補修した上で新しい屋根材を設置する工法です。根本的な改修となるため、費用は高くなりますが、屋根の耐久性を大幅に向上させることができます。

    グリシェイドNEO自体に特定の色見本があるわけではありません。カバー工法や葺き替えを行う際には、新しい屋根材の色を選ぶことになります。各屋根材メーカーから様々な色やデザインの屋根材が提供されていますので、専門業者と相談しながら、ご自宅に合った色を選ぶことができます。
    まとめ:
    グリシェイドNEOは塗装によるメンテナンスには適していません。屋根の状態や予算に合わせて、カバー工法または葺き替えを検討することをおすすめします。まずは専門業者に点検を依頼し、適切なメンテナンス方法を相談することが重要です。

ノンアスベスト見分け方

  • グリシェイドNEOの見分け方:
  • 製造時期: 2000年頃から数年間製造されていました。
  • 形状: きれいな長方形で、下部が一直線に並んでいます。他のスレート屋根に比べて、約1cm程度の隙間があるのが特徴です。表面に木目のような模様がある場合もあります。
  • 劣化症状: 割れ、反り、層間剥離(屋根材がミルフィーユのように剥がれる)といった症状が出やすいです。

ご自宅の屋根がノンアスベストかどうかを見分けるのは、一般の方には難しい場合があります。しかし、いくつかのポイントを知っておくことで、可能性を推測したり、専門業者に相談する際に役立てることができます。
ご自身でできる確認のポイント(ただし、屋根に登るのは危険なので絶対に避けてください):

  • 築年数を確認する:
  • アスベスト含有建材の製造・輸入・使用は、2006年に原則禁止されました。そのため、2006年以降に建てられた住宅であれば、ノンアスベストである可能性が高いと言えます。
  • ただし、禁止以前でもノンアスベストの屋根材は存在していました。
  • 屋根材の種類と特徴:
  • スレート屋根: アスベストを含有するスレートは、1980年代~2000年代初頭に多く使用されました。ノンアスベストのスレートも同時期から存在しますが、初期のノンアスベストスレートには耐久性に課題がある製品もあります(例:パミール、コロニアルNEO、グリシェイドNEOなど)。
  • 製品名や刻印を確認する(可能な範囲で):
  • 屋根材の表面や裏面に、製品名やメーカー名の刻印がある場合があります。もし確認できれば、インターネットなどで検索することで、アスベストの含有情報を調べられる可能性があります。
  • 初期のノンアスベスト製品には「NEO」という名称が含まれていることが多いです(例:コロニアルNEO、グリシェイドNEO)。
  • 劣化の状況を確認する:
  • パミール(ニチハ): 層間剥離(ミルフィーユのように剥がれる)という特有の劣化が見られる場合、ノンアスベストの可能性が高いです。
  • コロニアルNEO(クボタ/現ケイミュー)、グリシェイドNEO(クボタ/現ケイミュー): ひび割れや欠けが多発しやすい傾向があります。
  • アスベスト含有スレート: 比較的長持ちする傾向があり、15年以上経過しても目立った損傷がない場合もあります。
    より確実な確認方法:
  • 建築時の資料を確認する: 建築時の設計図や仕様書に、使用されている屋根材の種類が記載されている場合があります。
  • 専門業者に調査を依頼する: 最も確実な方法は、専門の屋根業者やアスベスト調査業者に依頼して、屋根材を採取・分析してもらうことです。特にリフォームや解体を行う際には、アスベストの有無の調査が義務付けられています。
    国土交通省のデータベース:
    国土交通省が「石綿(アスベスト)含有建材データベース」を公開しています。製品名やメーカー名などから、アスベストの含有情報を検索することができます。

注意点

  • ご自身で屋根に登って確認するのは非常に危険です。絶対に避けてください。
  • 目視での判断はあくまで推測であり、正確な判断は専門業者による調査が必要です。
    ご自宅の屋根がノンアスベストかどうか気になる場合は、無理に自分で判断しようとせず、東京都羽村市を拠点とした株式会社望月建築塗装に相談することをおすすめします。

株式会社望月建築塗装にお任せください!!

株式会社望月建築塗装では、外壁診断士を保有したスタッフがお伺いさせて頂き適切なご提案・プランをさせて頂いております。

まずは、お見積り・調査無料ですのでお問い合わせください(^^♪

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