東京都羽村市を拠点に屋根・外壁塗装を行っている株式会社望月建築塗装です。

本日は、外壁塗装についてブログを🆙していきますね(^^)/

今回は、山梨県大月市のお客様からご依頼をいただき外壁塗装工事を行わせていただきました。

目次

外壁塗装・下塗り

外壁塗装における下塗りは、塗料の性能を十分に発揮させ、建物を長持ちさせるために非常に重要な工程です。下塗りには主に以下の目的と役割があります。

下塗りの主な目的:

  • 上塗り塗料との密着性を高める: 外壁材と上塗り塗料をしっかりと接着させることで、塗膜の剥がれを防ぎ、耐久性を向上させます。
  • 塗料の吸い込みを防ぐ: 下地が塗料を過剰に吸い込むのを防ぎ、均一な仕上がりと塗料本来の性能を確保します。
  • 下地の色を隠蔽する: 濃い色から淡い色へ塗り替える場合など、下地の色が透けるのを防ぎ、美しい仕上がりを実現します。
  • 下地を補強する: 劣化が進んだ下地の強度を高め、塗膜の耐久性を向上させます。
  • 防カビ・防藻効果: 下塗り材自体に防カビ・防藻効果を持たせることで、建物の美観を保ち、劣化を防ぎます。
  • 錆止め効果: 金属部分への塗装の場合、錆の発生を抑制する効果のある下塗り材を使用します。
  • 微細なひび割れや凹凸の補修: フィラータイプの下塗り材は、小さなひび割れや凹凸を埋めて、滑らかな下地を作ります。
    主な下塗り材の種類と特徴
    外壁材の種類や状態、上塗り材の種類などによって、適切な下塗り材が選択されます。主な種類としては以下のものがあります。
  • シーラー: 主に下地への塗料の吸い込みを防ぎ、上塗り材との密着性を高める役割があります。比較的さらっとした液体で、コンクリート、モルタル、窯業系サイディングなど幅広い素材に使用できます。水性や油性(溶剤系)があります。
  • プライマー: シーラーと類似の役割を持ちますが、金属系の素材に対して使用されることが多いです。錆止め効果を持つものもあります。
  • フィラー: 粘度が高く、微細なひび割れや凹凸を埋めるのに適しています。モルタル壁などの補修や、模様のある壁面の平滑化にも用いられます。微弾性フィラーは、ひび割れ追従性を持つため、動きのある下地に適しています。
  • バインダー: 下地と上塗り材を接着する役割はシーラーやプライマーと同様ですが、吸い込みの少ない比較的良好な下地に使用されることが多いです。
  • サーフェイサー: シーラーを塗布した後に、さらに上塗り材の吸い込みを抑え、塗膜の密着性を高める目的で使用されます。主にALCやモルタルなどの下地に使われます。
    下塗りは、上塗りと同じくらい重要な工程であり、適切な下塗り材の選択と丁寧な施工が、外壁塗装の品質と耐久性を大きく左右します。

外壁塗装・中塗り

中塗り(なかぬり)は、外壁塗装において重要な工程の一つです。下塗り(シーラーやプライマー)と上塗り(仕上げ)の間に行われ、塗料の性能を十分に発揮させ、美しい仕上がりと耐久性を確保するために不可欠です。

中塗りの主な目的と重要性:

  • 塗膜の厚みを確保し、耐久性を向上させる: 下塗りだけでは塗膜の厚みが不十分で、塗料が本来持つ耐候性、防水性、防汚性などの性能を十分に発揮できません。中塗りを重ねることで、塗膜に適度な厚みが与えられ、紫外線や雨水などの外部からの影響から建物を長期間保護します。
  • 上塗り塗料の密着性を高める: 中塗りは、下塗りと上塗り塗料の接着剤のような役割を果たし、それぞれの塗料がしっかりと密着するようにします。これにより、塗膜の剥がれや膨れを防ぎ、美しい仕上がりを長持ちさせます。
  • 塗膜の均一性を高め、美しい仕上がりを実現する: 下地の凹凸や色ムラをカバーし、上塗り塗料の発色を均一にする効果があります。中塗りを丁寧に行うことで、色ムラのない、滑らかで美しい仕上がりになります。
  • 塗り残しや手抜きを防ぐための目印となる場合がある: 中塗りと上塗りで異なる色を使用する場合、塗り重ねたことが一目でわかるため、業者による手抜き工事を防ぐ効果が期待できます。ただし、基本的には中塗りと上塗りは同じ塗料を使用することが推奨されています。色を変える場合は、施主が確認しやすいようにという意図がある場合があります。
    ~中塗りの色選び~
    中塗りは基本的に上塗りと同じ塗料、同じ色を使用します。ただし、以下のような場合に異なる色を使用することがあります。
  • 塗り重ねの確認: 業者と施主の間で、塗り重ねたことを確認するために意図的に色を変える場合があります。
  • 下地の影響を抑える: 下地の色の影響を強く受ける場合、上塗りの発色を良くするために、下地に近い色や隠蔽力の高い色を中塗りに使用することがあります。
    ~注意点~
  • 乾燥時間の確保: 中塗りの後、上塗りを行うまでには、塗料の種類や天候に応じた適切な乾燥時間を確保することが非常に重要です。乾燥が不十分なまま上塗りを行うと、塗膜の剥がれやひび割れ、色ムラなどの原因になります。
  • 適切な塗料の選択: 中塗りには、上塗り塗料との相性や下地の状態に適した塗料を選ぶ必要があります。
    外壁塗装は、下塗り、中塗り、上塗りの3工程が基本であり、それぞれが重要な役割を担っています。中塗りをしっかりと行うことで、建物を長期間保護し、美しい外観を維持することができます。信頼できる業者を選び、各工程を丁寧に行うことが大切です。

外壁塗装・上塗り

外壁塗装における上塗りの目的と工程についてご説明しますね。
上塗りの目的
上塗りは、外壁塗装において非常に重要な仕上げの工程であり、主に以下の3つの目的があります。

  • 塗膜の耐久性向上と保護: 下塗りや中塗りによって形成された塗膜を、紫外線、雨風、排気ガスなどの外部環境から保護し、塗膜全体の耐久性を高めます。上塗りの塗料は、耐候性、耐水性、耐汚染性などに優れており、建物を長期間にわたって守る役割を果たします。
  • 美観の向上: 上塗りは、外壁の最終的な色や質感を決定する工程です。希望の色やツヤを出すことで、建物の美観を大きく向上させ、新築のような美しい外観を取り戻します。
  • 機能性の付与: 上塗りの塗料の種類によっては、断熱性、遮熱性、防カビ性、抗菌性、低汚染性などの特殊な機能を与えることができます。これにより、住環境の快適性向上やメンテナンスの手間を軽減することができます。
    上塗りの工程
    一般的な外壁塗装における上塗りの工程は以下の通りです。
  • 下地調整: 上塗りの前に、下塗りや中塗りの塗膜に不具合がないか確認し、必要に応じて研磨や補修を行います。表面の汚れやホコリなども丁寧に清掃し、上塗りの密着性を高めます。
  • 養生: 塗料が不要な箇所(窓、サッシ、雨樋、植栽など)に塗料が付着しないよう、ビニールシートやマスキングテープで丁寧に覆います。この作業は仕上がりの美しさを左右する重要な工程です。
  • 上塗り1回目: 選定した上塗り塗料を、刷毛やローラー、または吹き付けなどの方法で均一に塗布します。塗料の種類や下地の状態によって、適切な希釈率や乾燥時間を守ることが重要です。
  • 乾燥: 1回目の塗料が完全に乾燥するまで、適切な時間を置きます。乾燥時間は塗料の種類や気温、湿度によって異なります。乾燥が不十分な状態で2回目の塗布を行うと、仕上がりに悪影響が出ることがあります。
  • 上塗り2回目(仕上げ塗り): 1回目の塗膜が完全に乾燥した後、2回目の上塗りを行います。この工程で、塗膜の厚みを確保し、色ムラを防ぎ、最終的な美観と耐久性を高めます。
  • 乾燥・養生剥がし: 2回目の塗料が完全に乾燥するまで待ちます。その後、養生に使用したビニールシートやマスキングテープを丁寧に剥がします。
  • 最終確認・清掃: 塗り残しや塗料の飛散などがないか、仕上がりを細かく確認します。必要に応じて手直しを行い、周囲を清掃して完了となります。
    上塗りは、外壁塗装の最終的な品質を決定する重要な工程です。熟練した職人が丁寧に作業を行うことで、美しく長持ちする外壁に仕上がります。

外壁塗装・仕上がり

外壁塗装の完成確認から引き渡しまでの流れについてご説明しますね。
完成確認
塗装工事が完了すると、弊社から「工事完了」の連絡をさせて頂きます。その後、施主とご一緒に完成確認が行います。この確認は、仕上がりの品質や契約内容との相違がないかをご確認させて頂きます。

  • 日程調整: 弊社と都合の良い日時を調整し、立ち会いのもとで確認を行います。
  • 現場確認: 実際に塗装された外壁を細かく確認します。以下の点に注意してチェックしましょう。
  • 色やツヤ: 事前に決めた色やツヤになっているか。
  • 塗りムラ: 塗り残しや色ムラがないか。均一に塗装されているか。
  • 塗膜の厚み: 薄すぎたり、厚すぎたりする箇所はないか。(専門的な判断が必要な場合もあります)
  • 付着: 塗料がしっかりと密着しているか。剥がれそうな箇所はないか。
  • 養生跡: 窓枠やサッシなどに塗料が付着していないか。養生がきちんと剥がされているか。
  • 周囲の状況: 足場が撤去され、周囲が清掃されているか。工事中に破損した箇所はないか。
  • 指摘事項の伝達: 確認の結果、気になる点や不具合が見つかった場合は、遠慮せずにお伝え下さい、補修を行います。
  • 再確認: 補修が行われた場合は、再度確認を行い、問題がないかを確認します。
    引き渡し
    完成確認で問題がなければ、いよいよ引き渡しとなります。引き渡しの際には、以下の点を確認しましょう。
  • 工事完了報告書: 工事の概要をお写真にしてアルバムでお渡しさせて頂いております。
  • 支払い: 契約内容に基づき、残りの工事費用を支払います。支払い方法や期日などを改めて確認しておきましょう。
  • 完成確認は、納得いくまでじっくりと時間をかけて行いましょう。
  • 気になる点は、些細なことでも弊社にご確認下さい。
  • 受け取った書類は大切に保管しましょう。

株式会社望月建築塗装ではお見積り・調査無料で行っておりますのでまずはお問い合わせください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次