自然が豊富な閑静な場所で行わせていただいたアパート屋根・外壁塗装工事
本日は、タイトルにある通り外壁塗装工事についてブログを🆙していきます(^^)/

目次
施工前・現地調査
外壁塗装前の現地調査は、塗装工事をする為に、非常に重要なステップです。なぜなら、建物の状態や周辺環境を正確に把握することで、最適な塗料の選定、正確な見積もり、そして高品質な施工につながるからです。
具体的には、外壁塗装前の現地調査で以下のようなことを確認します。
- 既存塗膜の状態:
- 劣化状況の確認: ひび割れ(クラック)、剥がれ、浮き、チョーキング(白い粉状のものが付着する)、カビや藻の発生、変色などを細かくチェックします。劣化の種類や程度によって、適切な下地処理方法や塗料の選定が変わってきます。
- 塗膜の種類や層の確認: 既存の塗膜がどのような種類のものか、何層塗られているかなどを確認します。これにより、新しい塗料との相性や下地処理の方法を確認します。
- 外壁材の種類と状態:
- 材質の確認: サイディング、モルタル、ALC(軽量気泡コンクリート)、タイルなど、外壁材の種類を確認します。材質によって、適した塗料や下地処理方法が異なります。
- 損傷状況の確認: 欠け、ひび割れ、反り、シーリング材の劣化などをチェックします。これらの損傷は、塗装前に補修が必要です。
- 付帯部の状態:
- 屋根、雨樋、軒天、破風板、笠木などの確認: これらの部分も外壁と同様に劣化が進んでいる可能性があるため、塗料の選定や補修の必要性を確認します。
- 鉄部や木部の確認: 錆や腐食の有無を確認し、適切な塗料や防錆処理などを検討します。
- 周辺環境:
- 日当たり、風通しの確認: これらの条件は、塗料の耐久性に影響を与える可能性があります。
- 近隣の状況の確認: 隣家との距離や植栽の状況などを考慮し、飛散防止対策などを検討します。
- 建物の構造:
- 高さや形状の確認: 足場の設置方法や作業の安全性などを考慮します。


外壁のコーキングのひび割れが発生しています!!!
コーキングのひび割れは、建物の美観を損なうだけでなく、雨漏りの原因になるなど、様々なトラブルを引き起こす可能性があり、危険な状態です。
コーキングにひび割れが発生する主な原因
- 経年劣化: コーキング材は、紫外線や雨風、温度変化などの影響を受け、経過とともに劣化し、硬化して柔軟性を失います。硬化したコーキングは、建物のわずかな動きに追従できず、ひび割れやすくなります。これが最も一般的な原因です。
- 一般的に、シリコン系コーキングの耐用年数は約10年と言われていますが、紫外線の受けやすい環境によってはもっと早く劣化することもあります。
- 建物の揺れや振動: 地震や強風、交通振動などが建物に伝わることで、コーキングにストレスがかかり、ひび割れの原因となることがあります。特に、異なる素材の接合部(例:サッシと外壁)は、素材の膨張率の違いにより、揺れの影響を受けやすいです。
- 施工不良: コーキング材の充填不足、プライマー(下地処理材)の塗り忘れや不適切な使用、外壁材と相性の悪いコーキング材の使用など、施工時のミスが原因で早期にひび割れが発生することがあります。
- 外壁材の変形: 外壁材自体が熱膨張や収縮、反りなどを起こすことで、コーキングに負荷がかかり、ひび割れが生じることがあります。窯業系サイディングなどは熱膨張が比較的大きいため、注意が必要です。
- 塗装の影響: コーキングの上に塗装した場合、塗膜がコーキングの動きに追従できずにひび割れることがあります。これはコーキング自体のひび割れではない場合もあります。
コーキングのひび割れを放置するリスク
ひび割れを放置すると、以下のようなリスクが高まります。 - 雨漏り: ひび割れから雨水が浸入し、建物内部の木材を腐らせたり、断熱材を濡らしたりする原因になります。
- 建物の劣化: 雨水の浸入は、外壁材の劣化を早め、建物の寿命を縮める可能性があります。
- シロアリの発生: 湿った木材はシロアリの格好の餌となり、被害を拡大させる可能性があります。
- カビの発生: 内部の湿度が高まることで、カビが発生しやすくなり、健康被害の原因となることもあります。
- 外壁材の剥がれ: 雨水が外壁材の裏側に浸入することで、外壁材が剥がれ落ちる可能性があります。
- 建物の資産価値の低下: 外壁の劣化は、建物の美観を損ない、資産価値を低下させる要因となります。
コーキングのひび割れの補修方法
ひび割れの程度や状態によって、補修方法が異なります。 - 増し打ち: 既存のコーキングの上から、新しいコーキング材を充填する方法です。ひび割れが軽微な場合や、応急処置として行われます。
- 打ち替え: 既存のコーキングを撤去し、新しいコーキング材を充填する方法です。ひび割れが進行している場合や、耐久性を重視する場合に行われます。


屋根下地処理
屋根塗装における下地処理は、塗料の密着性を高め、、塗膜の耐久性を向上させるために非常に重要な工程です。下地処理をしっかりと行うかで、屋根塗装の仕上がりと寿命が大きく左右されます。
屋根下地処理の主な目的と重要性
- 塗料の密着性向上: 屋根材の表面には、長年の汚れ、カビ、藻、古い塗膜の剥がれなどが付着しています。これらの不純物を除去せずに塗装しても、塗料はしっかりと密着せず、早期に剥がれてしまう可能性があります。下地処理は、塗料が屋根材にしっかりと密着するための下地を作り出します。
- 劣化部分の補修: ひび割れ、浮き、サビ、釘の抜けなど、屋根材の劣化部分を放置したまま塗装しても、問題の根本的な解決にはなりません。下地処理では、これらの劣化部分を適切に補修し、雨水の浸入を防ぎます。
- 仕上がりの美しさ: 下地が平滑でない場合や、不純物が残っている状態で塗装すると、塗膜の表面が凸凹になったり、色ムラができたりと、綺麗な仕上がりになりません。下地処理によって 下地を整えることで、 美しい塗膜を実現します。
- 塗膜の耐久性向上: 適切な下地処理を行うことで、塗料が持つ本来の耐候性、防水性、遮熱性などの機能を十分に発揮させることができます。これにより、塗膜が長持ちし、メンテナンスの頻度を減らすことができます。
- 建物の保護: 雨漏りは建物の構造体を腐らせる大きな原因となります。下地処理でひび割れなどをしっかりと補修し、防水性を高めることは、建物の資産価値・維持をする上で必要不可欠です。

屋根塗装工事・錆止めの必要性
- 建材の保護: 多くの住宅の屋根材には金属が使われています。金属は、雨水や湿気、紫外線などに長期間さらされると、酸化して錆びてしまいます。錆は建材を徐々に腐食させ、耐久性を著しく低下させる原因となります。錆止めを施すことで、これらの外的要因から金属製の屋根材を保護し、寿命を延ばすことができます。
- 雨漏りの防止: 屋根材の錆が進行すると、小さな穴が開いたり、接合部分が劣化したりする可能性があります。これにより、雨水が建物内部に浸入し、雨漏りの原因となります。雨漏りは、建物の構造体を腐らせるだけでなく、カビの発生や室内の 雨漏り にもつながり、住環境を悪化させます。錆止めは、これらの雨漏りのリスクを低減する重要な役割を果たします。
- 美観の維持: 錆は、屋根の見た目を著しく損ないます。特に、せっかくの美しい外観も、錆びた屋根では台無しになってしまいます。定期的に錆止めを行うことで、屋根の美観を維持し、建物の資産価値を保つことにもつながります。
- メンテナンスコストの削減: 錆が進行してから補修を行う場合、大掛かりな工事が必要となり、費用も高額になる傾向があります。早期に錆止めを行うことで、将来的なメンテナンスコストを抑えることができます。
簡単にまとめると、屋根の錆止めは、建物を長持ちさせ、雨漏りを防ぎ、美観を維持し、メンテナンスコストを抑えるために非常に重要な工程です。
本日は、こちらまでのご紹介とさせて頂きます!!次回のブログ🆙の際続きの工程をご紹介させていただきますのでこうご期待ください(^^)/
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