本日は、引き続き外壁塗装についてブログを🆙していきます(^^)/
目次
外壁塗装中塗り・役割とは?

外壁塗装における「中塗り」は、下塗りの後、上塗りの前に行う、非常に重要な工程です。外壁塗装は通常、「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りが基本とされており、それぞれの工程が異なる役割を持っています。
- 塗膜の厚みを確保し、耐久性を向上させる: 下塗りだけでは十分な塗膜の厚みが確保できません。中塗りをすることで、塗膜に適切な厚みができ、紫外線や雨風などの外的要因から外壁を保護する力が向上し、塗料の耐久性を高めます。
- 上塗りの密着性を高める: 下塗りと上塗りの間に中塗りを入れることで、塗料がしっかりと密着し、剥がれやひび割れを防ぎます。
- 仕上がりの均一性を高める: 下塗りの段階で残ってしまう凹凸や塗りムラを均し、上塗りの発色や質感をより均一で美しいものにします。特に、濃い色の塗料を使用する場合や、淡い色から濃い色に塗り替える場合に、中塗りが色の「かぶり」を良くする重要な役割を果たします。
- 塗料本来の性能を最大限に引き出す: 多くの塗料製品は、「中塗り→上塗り」の2回に分けて塗装することで、メーカーが想定した性能(防水性、防汚性、紫外線耐性など)を十分に発揮できるように設計されています。
中塗りの注意点
中塗りの際には、以下の点に注意が必要です。 - 乾燥時間を守る: 中塗りが完全に乾燥していない状態で次の上塗り工程に進むと、塗料がしっかりと密着せず、剥がれやひび割れ、ムラの原因になります。塗料の種類や気候条件によって乾燥時間は異なるため、メーカーが指定する乾燥時間を厳守することが重要です。
- 適切な塗布量を守る: 塗料には1平方メートルあたりの塗布量が定められています。塗布量が少なすぎると、塗膜の厚みが不足し、塗料本来の性能が発揮されず、早期劣化につながる可能性があります。
- 基本的に上塗りと同じ塗料を使用する: 通常、中塗りと上塗りには同じ塗料を使用します。「上塗り2回」と表現されることもあります。異なる色の塗料を使用すると、劣化時にまだら模様になったり、本来の色味が出なかったりするリスクがあります。ただし、一部の業者では、中塗りの色を変えることで、手抜き工事(中塗りを省いていないか)をお客様が確認できるように配慮するケースもあります。
中塗りは、外壁塗装の美観と耐久性を大きく左右する重要な工程であり、これを怠ると塗膜の早期劣化や見た目の不具合につながります。適切な工程で施工してもらうことが大切です。

外壁塗装上塗り・役割とは?

外壁塗装における上塗りは、塗装工程の最終段階であり、建物の美観と耐久性を大きく左右する非常に重要な役割を担っています。
上塗りの主な役割
- 美観の向上と仕上がりの決定
上塗りは、外壁の色やツヤ、質感を決定づける最も重要な工程です。下塗りや中塗りで下地を整えた上に塗ることで、ムラなく均一な美しい仕上がりを実現します。外から見たときに最も目に触れる部分であるため、上塗りの質が住宅全体の印象を大きく左右します。 - 外壁の保護機能の強化
上塗り塗料は、紫外線、雨風、汚れといった外部からのダメージから外壁を保護するバリアの役割を果たします。特に、紫外線は外壁の劣化を早める大きな要因ですが、上塗りによって強固な保護層が形成され、色褪せや素材の劣化を防ぎます。 - 塗料の性能を最大限に引き出す
外壁塗装に使用される塗料には、遮熱性、防汚性、防水性、防カビ性、耐久性など、様々な機能が付加されています。上塗りを適切に行うことで、これらの塗料が本来持つ性能を最大限に発揮させることができます。中塗りと上塗りで同じ塗料を重ねて塗ることで、塗膜の厚みを確保し、塗料の性能を十分に引き出すことが可能になります。 - 耐久性の向上と住宅の寿命延長
上塗りをしっかりと行うことで、外壁の塗膜が厚くなり、強度が増します。これにより、外壁自体の劣化を防ぎ、ひび割れなどの発生を抑制します。結果として、外壁の耐久性が向上し、建物全体の寿命を延ばすことにつながります。 - メンテナンスの手間とコスト削減
上塗りが適切に行われ、塗料の性能が十分に発揮されることで、外壁の劣化が遅くなり、再塗装や補修の頻度を減らすことができます。これにより、長期的に見てメンテナンスにかかる手間やコストの削減にも繋がります。
なぜ上塗りが重要なのか?
外壁塗装は、一般的に「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3段階で行われます。下塗りが外壁と塗料の密着性を高める役割、中塗りが塗膜の厚みを確保し耐久性を高める役割を担うのに対し、上塗りはそれらを保護し、最終的な見た目と機能性を付与する役割を果たします。
もし上塗りを省略したり、手抜きがあったりすると、塗料の性能が十分に発揮されず、見た目の悪さだけでなく、塗膜の早期剥がれや外壁の劣化が進行しやすくなります。これは、結果として建物の寿命を縮めることにも繋がるため、上塗りは外壁塗装において非常に重要な工程と言えます。
外壁塗装をご検討の際は、上塗りの工程が丁寧に行われる業者を選ぶことが大切です。何かご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。


外壁塗装完了!!今回のまとめ
外壁塗装で「3回塗り」を行うのは、塗料の性能を最大限に引き出し、建物を長期間保護するためです。
3回塗りの内訳とそれぞれの役割
3回塗りは、一般的に以下の工程を指します。
- 下塗り
- 役割: 塗装面と上塗り塗料の密着性を高めるための接着剤のような役割を果たします。また、下地の種類や状態によっては、吸い込みを抑えたり、アクやシミの浮き出しを防ぐ効果もあります。
- 重要性: この工程を怠ると、上塗り塗料が剥がれやすくなったり、色ムラの原因になったりします。
- 中塗り
- 役割: 上塗り塗料の1回目にあたり、塗膜の厚みを確保し、色ムラをなくすための土台作りをします。また、塗料本来の性能を発揮させるための重要な層です。
- 重要性: 中塗りだけでは、十分な塗膜の厚さや均一な仕上がりを得ることが難しく、耐久性にも影響が出ます。
- 上塗り
- 役割: 中塗りの上に重ねることで、塗膜の厚みをさらに確保し、塗料の持つ耐候性、防水性、低汚染性などの機能を発揮させます。最終的な仕上がり(色やツヤ)もここで決まります。
- 重要性: この層があることで、紫外線や雨風から建物をしっかりと保護し、塗装の寿命を延ばします。
なぜ3回塗りが必須なのか? - 塗料の性能発揮: 多くの外壁用塗料は、適切な膜厚になることで、その機能(耐候性、防水性、防カビ性など)を十分に発揮するように設計されています。3回塗ることで、この膜厚を確保できます。
- 耐久性の向上: 厚い塗膜は、紫外線や雨風などの外部要因から建物を保護するバリアの役割を果たし、結果として塗装の耐久性を大幅に向上させます。
- 美しい仕上がり: 色ムラなく均一な美しい仕上がりを実現するためには、適切な厚みの塗膜が必要です。特に濃い色や淡い色の場合、3回塗ることで発色と均一性が向上します。
次回は、付帯部塗装についてブログを🆙していきます(^^)/
付帯部塗装とは何か?そんな疑問があると思います!!その疑問が解決できる記事を上げていきますので気軽に見てください(^^♪
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