東京都羽村市を拠点に屋根・外壁塗装を行っている株式会社望月建築塗装です。

本日は、前回に引き続きの閑静な場所での外壁塗装をしている付帯部塗装工事についてブログを🆙していきます(^^)/

目次

まず、付帯部とはなにか?

塗装工事における付帯部とは、住宅の外壁や屋根以外の、外側にある様々な部分の総称を指します。これらの部分は、建物の美観を保つだけでなく、雨風や紫外線から建物を保護する重要な役割を担っています。


代表的な付帯部の種類
主な付帯部としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 軒天(のきてん): 外壁から突き出た屋根の裏側の部分です。屋根の内部構造を保護し、美観を整える役割があります。
  • 破風(はふ)/鼻隠し(はなかくし): 屋根の先端部分に取り付けられている板です。破風は雨樋がない側の先端、鼻隠しは雨樋がある側の先端を指します。雨風や紫外線から屋根の内部を守り、外観を整えます。
  • 雨樋(あまどい): 屋根から流れてくる雨水を集め、地面や下水に排出するための設備です。建物の基礎や外壁に雨水が直接当たるのを防ぎ、劣化を抑制します。
  • 雨戸・戸袋・シャッターボックス: 窓を保護する役割があり、雨風や防犯、遮光などの機能があります。
  • 水切り(みずきり): 外壁と基礎の間に取り付けられている板金で、基礎に雨水が直接当たるのを防ぎ、床下への浸水を防ぎます。
  • 幕板(まくいた): 外壁と外壁材の隙間を塞ぐ板で、雨水の侵入を防ぎ、外壁の劣化を抑制します。
  • 庇(ひさし): 窓や出入り口の上部に取り付けられた小さな屋根状のもので、日差しや雨から建物を保護します。
  • 換気フード: 外壁に取り付けられた換気ダクトの排出口を覆うものです。
  • その他: 門扉、手すり、フェンス、玄関ドア、窓枠なども付帯部として塗装の対象になる場合があります。

鉄部の塗装・必要性

  • 付帯部塗装の必要性
    付帯部も外壁や屋根と同様に、常に雨風や紫外線にさらされているため、時間の経過とともに劣化が進みます。塗装せずに放置しておくと、以下のような問題が発生する可能性があります。
  • 建材の劣化: 塗膜が剥がれたり、ひび割れが生じたりすることで、素材自体が腐食したり傷んだりします。特に木部や金属部は劣化が早いです。
  • 美観の損ない: 外壁や屋根をきれいに塗装しても、付帯部が古びていたり汚れていたりすると、建物全体の美観が損なわれてしまいます。
  • 機能性の低下: 例えば、雨樋が劣化して破損すると雨水が適切に排水されず、外壁や基礎に悪影響を及ぼす可能性があります。
    これらの理由から、外壁塗装を行う際には、付帯部も合わせて塗装することをおすすめします。足場を組む費用は高額なため、一度の工事でまとめて行うことで費用を抑えることもできます。
    ご自宅の塗装工事を検討される際は、どの部分が付帯部に含まれるのか、見積書の内容を業者としっかり確認することが大切です。

塗装工事において、素材ごとに適した下塗り材を選ぶことは非常に重要です。下塗り材は、上塗り塗料の性能を最大限に引き出し、塗装を長持ちさせるための土台となるからです。
下塗り材の主な役割
下塗り材は、上塗り塗料が持つ様々な機能(耐候性、防水性、美観など)を十分に発揮させるために、以下の重要な役割を担っています。

  • 密着性の向上: 下地と上塗り塗料の間に接着剤のような役割を果たし、塗膜が剥がれにくくします。
  • 吸い込み防止: 劣化して塗料を吸い込みやすくなった下地に、上塗り塗料が無駄に吸い込まれるのを防ぎ、塗料の消費量を抑え、ムラなく仕上げることを可能にします。
  • 下地の補強・調整: 微細なひび割れや凹凸を埋め、下地の表面を平滑にし、均一な塗膜を形成します。
  • 旧塗膜の色隠し: 下地の色が濃い場合や、大きく色を変える場合に、旧塗膜の色が透けるのを防ぎ、上塗り塗料の発色を良くします。
  • 特定機能の付与: 防錆、防カビ、遮熱など、素材や目的に応じた特殊な機能を付与します。
    素材ごとの下塗り材の選び方
    下地の種類や劣化状況によって、最適な下塗り材は異なります。主な素材とそれに適した下塗り材の種類は以下の通りです。
  1. 金属系(鉄部、アルミ、ステンレス、ガルバリウム鋼板など)
  • 特徴: サビが発生しやすい。素材によって密着性が異なる。
  • 適した下塗り材:
  • 錆止めプライマー: 鉄部に必須。サビの発生を抑制し、上塗り塗料の密着性を高めます。エポキシ樹脂系のものが多く、防錆力が高いです。
  • 密着プライマー: アルミやステンレスなど、塗料が密着しにくい金属に対して使用されます。
  • 変性エポキシ樹脂系プライマー: ガルバリウム鋼板などの金属サイディングに多く使われます。
  1. 木部
  • 特徴: 吸水性が高く、カビや腐食、ヤニが出やすい。
  • 適した下塗り材:
  • 木部用シーラー: 吸い込みを抑え、上塗り塗料のムラを防ぎます。
  • ヤニ止めシーラー: ヤニが多い木部に使用し、ヤニが上塗り塗料に染み出るのを防ぎます。
  • 防カビ剤入りプライマー: 湿気が多い場所の木部に有効です。

素晴らしいお褒めの言葉、ありがとうございます!
「とても綺麗になりましたね」というお言葉は、塗装工事の成果がはっきりと現れていることを示しており、私たち塗装に携わる者にとって最高の褒め言葉です。


私たちの喜び
お客様に「綺麗になった」と実感していただけることは、私たちにとって何よりの喜びです。それは、細部にまでこだわった丁寧な下地処理や、素材に最適な塗料選び、そして熟練の職人による確かな技術が実を結んだ証だと考えています。
もし、何か気になる点や、他に綺麗にしたい場所などございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。これからも、お客様にご満足いただけるよう、心を込めて施工させていただきます。

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