東京都羽村市を拠点に屋根・外壁塗装を行っている株式会社望月建築塗装です。

本日は、山梨県の閑静な場所で外壁塗装を行う前の現地調査を行いましたのでそちらについてブログを🆙していきますね(^^)/

目次

外壁塗装前の現地調査

ログハウスの別荘の塗装は、一般の住宅とは異なる特性を持つため、いくつか重要なポイントがあります。木材の保護と美観維持のために、適切な時期に適切な方法と塗料でメンテナンスを行うことが大切です。
ログハウス塗装の重要性
ログハウスは無垢の木材がむき出しになっているため、雨風、紫外線、湿気、害虫、カビなどの影響を直接受けやすい構造です。塗装はこれらの外部要因から木材を保護し、建物の寿命を延ばすために不可欠です。

  • 木材の保護: 塗料が木材の表面に保護膜を形成し、水分(雨水など)の浸透を防ぎ、ひび割れや腐食、カビの発生を抑制します。
  • 紫外線対策: 紫外線は木材の色褪せや劣化を早めます。紫外線吸収剤入りの塗料で保護することで、美しい木の色合いを長持ちさせることができます。
  • 防虫・防腐: 木材保護塗料には、シロアリやキクイムシなどの害虫から木材を守る成分や、腐朽菌の繁殖を抑える防腐剤が含まれているものもあります。
  • 美観の維持: ログハウス特有の木の温もりや風合いを保ちながら、色褪せや汚れを防ぎ、別荘としての魅力を維持します。
    塗装時期と頻度
    ログハウスの塗装は、一般的に3~7年を目安に行うのが良いとされています。特に初回は2~3年後、その後は5~10年が目安とされることもあります。ただし、立地条件(日当たり、風当たり、湿度、積雪など)や使用する塗料の種類によって劣化の速度は大きく異なるため、定期的にログ材の状態を目視で確認することが重要です。
    以下のようなサインが見られたら、塗装の時期かもしれません。
  • 色褪せ: 木材の色が薄くなったり、まだらになったりしている。
  • チョーキング: 表面を触ると粉状のものが手につく(塗膜の劣化)。
  • 塗膜の剥がれ・ひび割れ: 塗料が剥がれていたり、木材にひび割れが生じていたりする。
  • カビ・コケの発生: 木材の表面に緑や黒のカビ、コケが付着している。
  • 木のささくれ: 表面が乾燥してささくれ立っている。
    ログハウスに適した塗料の種類
    ログハウスの塗装には、木の呼吸を妨げない浸透性の木材保護塗料が一般的に使用されます。
  • オイルステイン系(浸透性塗料):
  • 特徴: 木材の内部に深く浸透し、表面に塗膜を作らないため、木の呼吸を妨げません。木目や木の風合いを活かした自然な仕上がりになります。防腐、防虫、防カビ効果を持つものが多く、ログハウスに最も多く使われます。
  • 代表的な製品: キシラデコール、ノンロット、ガードラックなど。
  • メリット: 木の風合いを活かせる、ひび割れが起きにくい、再塗装が比較的容易。
  • デメリット: 耐久性は造膜型塗料に劣り、メンテナンス頻度が高めになる傾向があります。
  • 半造膜型塗料:
  • 特徴: 浸透性と造膜性の両方の特性を併せ持ちます。木材の表面に薄い膜を形成しながらも、木の呼吸をある程度妨げないのが特徴です。オイルステインより耐久性が高く、木目を少し隠しながらも木の表情を残します。
  • 代表的な製品: シッケンズ、ガードラックラテックスなど。
  • 造膜型塗料(ペンキなど):
  • 特徴: 木材の表面に厚い塗膜を形成し、完全に木目を覆い隠します。高い保護力と耐久性がありますが、木の呼吸を妨げるため、ログハウスにはあまり推奨されません。湿気がこもり、内部から木材が傷む原因になることがあります。
    塗装のポイントと注意点
  • 下地処理: 塗装前の高圧洗浄や、汚れ・カビの除去、劣化した塗膜の研磨、ひび割れの補修などが非常に重要です。特にカビやコケはしっかり除去しないと、すぐに再発してしまいます。
  • 塗料の選定: ログハウスが建てられている環境(日当たり、湿気など)や、希望する仕上がり(木目を活かすか、色を変えるかなど)に合わせて、適切な塗料を選びましょう。
  • DIYと業者依頼: ログハウスの塗装は面積も大きく、高所作業も伴うため、専門的な知識と経験が必要です。DIYも可能ですが、仕上がりや安全面を考えると、専門業者に依頼するのが確実です。特に、高圧洗浄後の乾燥期間や、塗料の塗布量、塗り重ねのタイミングなどはプロの判断が重要になります。
  • 足場: 安全かつムラなく塗装するためには、足場の設置が必要になることがほとんどです。
    ログハウスの別荘は、自然の中にあるからこそ、適切なメンテナンスが欠かせません。美しい状態を保ち、長く快適に過ごせるよう、塗装について株式会社望月建築塗装にお問合せ下さい。

ログハウスにカビやコケが発生している場合、塗装を行う前に徹底的な除去と下地処理が非常に重要です。これらを怠ると、せっかく塗装してもすぐに再発したり、塗料の密着性が悪くなったりして、塗装の寿命を縮めてしまうことになります。
カビやコケが発生する原因
ログハウスにカビやコケが発生しやすいのは、主に以下の要因が考えられます。

  • 湿気の多い環境: 周囲に木々が多い、日当たりが悪い、風通しが悪い、雨水が溜まりやすいなどの環境は、湿気がこもりやすく、カビやコケの繁殖に適しています。
  • 木材の吸湿性: 木材は湿気を吸いやすい性質があり、特に塗装が劣化して保護機能が低下すると、水分を吸収しやすくなります。
  • 栄養源の存在: 木材自体がカビやコケの栄養源となるほか、空気中のホコリや排気ガスなども栄養源となります。
  • 紫外線による塗膜劣化: 紫外線の影響で塗膜が劣化し、木材が露出すると、カビやコケが付着しやすくなります。
    カビ・コケ除去と下地処理の重要性

カビやコケ除去と下地処理の必要性

  • 塗装前のカビ・コケ除去は、以下の理由から絶対に欠かせない工程です。
  • 密着性の確保: カビやコケが残った状態で塗装すると、塗料が下地にしっかりと密着せず、早期に剥がれや膨れの原因となります。
  • 再発防止: 表面的なカビやコケを落とすだけでなく、根絶することで、塗装後の再発を防ぎ、美しい状態を長持ちさせます。
  • 塗料の性能発揮: 下地がきれいになることで、塗料本来の防腐・防虫・防カビ性能が十分に発揮されます。
  • 美観の向上: カビやコケの黒ずみや緑が消えることで、塗装後の仕上がりが格段に美しくなります。
    具体的な除去方法と手順
  • 高圧洗浄:
  • まずは高圧洗浄機で、表面の大きな汚れ、カビ、コケを洗い流します。
  • ただし、木材に直接高圧をかけすぎると、木が傷んだり、ささくれ立ったりする可能性があるため、注意が必要です。特に古いログハウスや劣化の進んだ木材には、ノズルを近づけすぎないように調整し、慎重に行います。
  • 洗浄後は、十分に乾燥させることが重要です。最低でも2~3日、場合によっては1週間程度、天候を見ながらしっかりと乾燥させます。乾燥が不十分だと、内部に湿気が残り、カビの再発や塗膜の膨れの原因になります。
  • カビ・コケ専用洗剤の使用(バイオ洗浄):
  • 高圧洗浄で落ちない頑固なカビやコケ、また木材内部に根を張っているカビには、木材用のカビ取り剤やコケ取り剤を使用します。
  • 洗剤塗布後、必要であればブラシなどで擦り、その後十分に水で洗い流し、再度乾燥させます。
  • ケレン・研磨:
  • 旧塗膜の剥がれやささくれ、木材表面の劣化した部分を、サンドペーパーやワイヤーブラシなどで丁寧に研磨(ケレン)します。
  • これにより、表面を平滑にし、新しい塗料の密着性を高めます。
  • 特に、カビが深く浸透して木材自体が変色している場合は、表面を削り取ることでカビを除去できることがあります。
  • ひび割れなどの補修:
  • 大きなひび割れや隙間がある場合は、適切な木材用のコーキング材やパテで補修します。これにより、雨水の浸入を防ぎ、建物の保護機能を高めます。
  • 適切な洗剤や機材(高圧洗浄機、足場など)を持ち、木材を傷めずに効果的にカビやコケを除去できます。
  • 下地の状況を正確に判断し、最適な下地処理と塗料を選定してくれます。
  • 安全に作業を行い、仕上がりも美しくなります。
    カビやコケはログハウスの大敵です。塗装前の適切な処理で、美しい別荘を長く保つことができます

こちらの別荘は、来週から着工させて頂きますので、随時更新させて頂きます!!

綺麗になるのが楽しみですね(^^)/

では、引き続き明日もブログを🆙していきますのでお楽しみに(^^♪

塗装のことならお任せ!!わからないことがありましたら株式会社望月建築塗装にお問い合わせを(^_-)-☆

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