本日は、屋根・外壁塗装工事を行う前の現地調査を行いましたのでブログを🆙していきます!!

目次
外壁診断士を保有する望月がお伺いさせて頂きました!!
まず外壁診断士ってなにと思われる方がいらっしゃると思いますのでご紹介させて頂きます(^^♪
「外壁診断士」とは、建物の外壁に関する専門的な知識と技術を持ち、劣化状況の正確な診断と、最適な補修・塗装の提案ができる専門家のことです。いわば「建物の健康診断士」のような存在です。
主な役割と業務内容
- 外壁の劣化調査: ひび割れ、チョーキング(白い粉がつく現象)、コケ・カビ、塗膜の剥がれ、浮きなどの症状を目視や打診などで確認し、劣化状況を正確に把握します。
- 補修・塗装プランの提案: 建物の状態に応じた塗料の選定、下地処理、塗装工程などの計画を立て、最適な修繕方法を提案します。
- 施工業者との連携: 診断結果をもとに、施工業者と連携しながら適正な工事が行えるように調整することもあります。
- 公正なアドバイス: 建築や塗装に関する豊富な知識に基づき、住宅やビルの外壁に起こる様々な劣化症状を見極め、適切な処置やメンテナンス方法をアドバイスします。
- 建物の長寿命化への貢献: 劣化の早期発見と適切な対策により、将来的な大規模修繕や雨漏りなどのリスクを防ぎ、建物の寿命を延ばし、資産価値を維持・向上させる役割を担います。
資格について
外壁診断士は、一般社団法人住宅外壁診断士協会(または一般社団法人全国住宅外壁診断士協会)が認定する民間資格です。
受験資格には、以下のような実務経験や関連資格が必要です。 - 実務経験5年以上(住宅関連事業の営業、塗装業、左官業、板金業、建材販売業、不動産管理業、住宅リフォーム業、建設業、エクステリア業など)
- 1級・2級建築士、木造建築士、1級・2級建築施工管理技士、インテリアコーディネーターなどの資格保有
- 「外壁アドバイザー」合格後、住宅関連事業に関わる経験が2年以上
このように、外壁診断士は、建物の外壁に関する深い知識と実務経験を持つ、信頼性の高い専門家です。
外壁の方にカビが発生している場合

カビが外壁に発生しやすい原因は、室内と同じく「水分」「温度」「栄養源」「酸素」の4つの条件が揃うことですが、外壁特有の要因が加わります。
主な原因は以下の通りです。
- 湿度が高い環境
- 日当たりの悪さ:
- 建物の北側や、隣接する建物、大きな木などで日陰になっている部分は、日光が当たらず乾燥しにくいため、常に湿気がこもりやすくなります。日光には殺菌作用もあるため、当たらない場所はカビにとって好都合です。
- 風通しの悪さ:
- 建物が密集している地域や、隣家との間隔が狭い場所では、風が通りにくく湿気が滞留しやすくなります。これも乾燥を妨げ、カビの発生を促します。
- 雨水の滞留:
- 梅雨時期や雨の多い地域では、外壁が長時間湿った状態が続きます。特に、水はけの悪い場所や、雨水が直接当たりやすい部分にカビが生えやすいです。
- 結露:
- 外壁の断熱性能が低い場合や、室内外の温度差が大きい場合に、外壁の表面や内部で結露が発生し、カビの発生源となることがあります。
- 周辺の環境:
- 田んぼや川の近く、または周囲に植物が多い環境では、空気中の湿度が高くなりやすく、カビの胞子も飛散しやすいため、カビが発生しやすいです。
- 汚れや栄養源の付着
- ホコリ、排気ガス、土砂など:
- 外壁は常に外部環境にさらされているため、空気中のホコリや排気ガス、土砂などが付着します。これらはカビの栄養源となります。
- 植物の残骸:
- 落ち葉や枯れた枝、花粉なども外壁に付着し、カビの栄養源となります。
- 鳥のフンや昆虫の死骸:
- これらもカビにとって格好の栄養源となります。
- 外壁材や塗膜の劣化:
- 経年劣化によって塗膜が剥がれたり、外壁材自体が傷んだりすると、その部分に汚れや水分が溜まりやすくなり、カビが繁殖しやすくなります。
- 外壁材の特性
- 凹凸のある外壁材:
- モルタル壁の吹き付け塗装(リシン、スタッコなど)や、凹凸のあるデザインのサイディングなど、表面がザラザラしていたり、細かな凹凸がある外壁材は、カビの胞子が入り込みやすく、雨水や汚れが溜まりやすいため、カビが発生しやすい傾向にあります。
- 防水性能の低下:
- 外壁の塗装が劣化して防水性が落ちると、雨水が外壁材内部に浸透しやすくなり、カビが発生するリスクが高まります。シーリング材(目地材)の劣化も、水の侵入経路となり得ます。
これらの要因が複合的に絡み合うことで、外壁にカビが発生しやすくなります。特に、日当たりが悪く、風通しが悪く、汚れが溜まりやすい場所は、カビの温床となりやすい傾向があります。
- 外壁の塗装が劣化して防水性が落ちると、雨水が外壁材内部に浸透しやすくなり、カビが発生するリスクが高まります。シーリング材(目地材)の劣化も、水の侵入経路となり得ます。
上記のようにカビの発生には様々な原因があります。
カビの発生は塗装をすることで抑える事ができる
カビは、主に以下の条件が揃うと発生・増殖します。
- 水分: 結露や雨漏りなど、湿気が多い場所
- 温度: 20〜30℃程度の温暖な環境
- 栄養: 埃、汚れ、塗料の成分など
塗装によるカビ対策は、これらの条件のうち「水分」と「栄養」にアプローチすることで効果を発揮します。
具体的な方法としては、以下の2つの塗料が有効です。 - 防カビ塗料:
- 塗料自体にカビの発生を抑制する成分(防カビ剤)が配合されています。
- カビの細胞壁を破壊したり、カビの生育に必要な酵素の働きを阻害したりすることで、カビの繁殖を防ぎます。
- 特に、浴室、洗面所、台所、北側の部屋など、湿気がこもりやすい場所や、結露が発生しやすい場所に有効です。
- 透湿性塗料・通気性塗料:
- 建材内部の湿気を外部に排出する「透湿性」や「通気性」を持つ塗料です。
- 塗膜が湿気を閉じ込めることで、建材内部で結露が発生し、それがカビの原因となるのを防ぎます。
- 外壁塗装などで、建物の呼吸を妨げないことで、建物全体の湿気対策に貢献します。
塗装以外にカビの発生を抑えるための対策: - 換気: 定期的に窓を開けたり、換気扇を回したりして、室内の湿気を排出する。
- 除湿: 除湿器を使用したり、エアコンのドライ機能を利用したりして、湿度を下げる。
- 清掃: 埃や汚れをこまめに除去し、カビの栄養源をなくす。
- 日当たり: 日当たりの良い場所はカビが発生しにくい傾向があるため、必要に応じてカーテンを開けるなどして光を取り入れる。

塗装をすることにより建物を守ることができる
塗装は建物を守る上で非常に重要な役割を果たします。塗装が建物を守る主な機能は以下の通りです。
- 防水・防湿機能:
- 塗膜が建物の表面に膜を張ることで、雨水や湿気の侵入を防ぎます。
- これにより、木材の腐食、コンクリートの中性化、金属のサビ、内部結露によるカビの発生などを抑制し、建材自体の劣化を防ぎます。特に外壁や屋根の塗装は、建物の寿命に直結する重要な役割を担っています。
- 紫外線(UV)からの保護:
- 太陽光に含まれる紫外線は、建材を構成する分子結合を破壊し、色褪せ、チョーキング(塗膜の粉化)、ひび割れなどの劣化を引き起こします。
- 塗料に含まれる紫外線吸収剤や顔料が紫外線をブロックすることで、建材の劣化を遅らせ、建物の美観と耐久性を維持します。
- 防腐・防カビ・防藻機能:
- 塗料に防腐剤、防カビ剤、防藻剤が配合されている場合、木材の腐朽菌やカビ、藻類の発生・繁殖を抑制し、建材の劣化や美観の損ないを防ぎます。特に湿気の多い場所や日陰になりやすい場所で効果を発揮します。
- 防サビ機能(金属の場合):
- 金属部分(鉄骨、手すり、雨樋など)は、雨水や湿気によってサビが発生しやすいですが、塗装が酸素や水分との接触を遮断することでサビの発生を防ぎます。サビは放置すると金属の強度を低下させるため、防サビ塗装は建物の安全性を保つ上でも重要です。
- 耐久性・強度向上:
- 塗膜が建材の表面を保護することで、物理的な衝撃(風雨、飛来物など)に対する耐久性を高めます。
- また、ひび割れの発生を抑制したり、既存のひび割れを埋めたりすることで、建物の構造的な強度を維持する効果もあります。
- 遮熱・断熱機能:
- 近年では、太陽光を反射して建物の温度上昇を抑える「遮熱塗料」や、熱の伝導を抑える「断熱塗料」も普及しています。これらの塗料を使用することで、室内の快適性が向上し、冷暖房費の削減にも繋がり、建物の省エネ化に貢献します。
- 美観の維持・向上:
- 塗装は建物の外観を美しく保つ役割も大きいです。定期的な塗り替えによって、色褪せや汚れ、カビなどを除去し、建物の価値を維持・向上させることができます。
これらの機能によって、塗装は建物の寿命を延ばし、資産価値を維持・向上させる上で不可欠なメンテナンスの一つと言えます。定期的な点検と適切な時期での再塗装が、建物を長期間にわたって良好な状態に保つために非常に重要です。

株式会社望月建築塗装は、外壁診断士を保有しているスタッフがお伺いさせて頂きプロの目で、建物の健康診断を行わせていただきます(^^♪
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