本日は、引き続きの羽村市で行わせて頂いております外壁塗装工事が完成致しましたのでご紹介させて頂きます(^^♪
目次
軒天塗装 防カビ効果のあるケンエースを使用しました


ケンエースについてご紹介させていただきます
「ケンエース」は、主に日本ペイントが製造・販売している塗料のシリーズ名です。特に「水性ケンエース」と「ケンエースG-Ⅱ」が代表的で、それぞれ異なる特徴を持っています。
ケンエースの主な種類と特徴
- 水性ケンエース
- 水性塗料:主な成分が水であるため、臭いが少なく、引火の危険性も低い非危険物扱いの塗料です。室内環境にも配慮した低VOC塗料(TVOC1%未満)なので、安心して使用できます。
- ヤニ・しみ止め効果:水性塗料としては非常に高いレベルのヤニ止め効果があり、軽微なヤニであれば止めることができます。これにより、木材からのヤニによる変色を防ぎ、美しい仕上がりを保ちます。
- 優れた仕上がり:落ち着いたつや消し仕上げで、隠ぺい力(下地を覆い隠す力)に優れています。
- 付着性・耐水性・透湿性:反応硬化形であるため、下地への密着性が高く、耐水性にも優れています。また、透湿性も有しているため、塗膜の膨れや剥離を防ぐ効果も期待できます。
- 防藻・防カビ性:藻やカビの発生を抑える効果があり、美観維持に役立ちます。
- 汚染除去性:塗膜が硬く緻密なため、付着した汚れを容易に拭き取ることができます。
- 用途:主に戸建て住宅・マンション・商業施設などの内・外壁面(軒天や室内壁、マンション廊下天井など)の新設・改修塗装に用いられます。臭気配慮が必要な場所に適しています。
- ケンエースG-Ⅱ
- 弱溶剤系(油性)塗料:ターペン系NAD(非水分散形)アクリル樹脂系塗料で、下地への浸透力が高いのが特徴です。
- ヤニ・しみ止め効果:水性ケンエースと同様に強力なヤニ・しみ止め効果を持っています。
- 優れた付着性:様々な素材への付着性に優れています。
- 耐水性・耐アルカリ性:水やアルカリに強く、耐久性があります。
- 用途:旧塗膜が判断しにくい場所や、コンクリート、モルタル、ALC、サイディングボード、石膏ボード、鉄部、木部など、様々な素材が混在している場所の塗装に適しています。
- 臭い:弱溶剤系のため、水性ケンエースに比べて溶剤特有の臭いがあります。室内での使用には換気などが必要です。
ケンエースの強み・弱み
強み - ヤニ・しみ止め効果:特にタバコのヤニやアクが出やすい場所での使用に非常に強みを発揮します。
- 優れた隠ぺい力:下地が透けにくく、綺麗な仕上がりが期待できます。
- 高い付着性:様々な下地に対して密着性が高く、剥がれにくいです。
- 防藻・防カビ性:長期的な美観維持に貢献します。
- 水性タイプの安全性・低臭性(水性ケンエース):室内での作業や、臭気を気にする場所での使用に適しています。
- 多機能性:上記の機能に加えて、耐水性、透湿性、汚染除去性など、複数の優れた機能を持っています。
弱み - ヤニ止め効果の限界:水性ケンエースの場合、重度なヤニやシミに対しては、下地処理(シーラー塗布や洗浄など)が必要となる場合があります。
- 溶剤臭(ケンエースG-Ⅱ):弱溶剤系であるケンエースG-Ⅱは、塗料用シンナーで希釈するため、特有の臭いがあり、室内での使用には注意が必要です。
外壁塗装工事・中塗り・上塗り


これらは一般的に「仕上げ塗り」として、合計2回行われるのが基本です。
外壁塗装の基本は「3回塗り」
外壁塗装は、通常「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3工程で行われます。
- 下塗り:
- 役割: 外壁材と中塗り・上塗り塗料との密着性を高めるための接着剤のような役割を果たします。下地の状態を整え、吸い込みを抑えることで、塗料の性能を最大限に引き出します。
- 塗料: 下地の種類(モルタル、サイディング、ALCなど)や劣化状況に合わせて、シーラーやプライマーといった専用の塗料が使われます。多くの場合、透明や薄い色をしています。
- 中塗り(上塗り1回目):
- 役割:
- 塗膜の厚みの確保: 塗料の機能を十分に発揮させるためには、メーカーが定める適切な塗膜の厚みが必要です。中塗りはそのための基盤を作ります。1回の塗装では十分な厚みが確保できず、塗料本来の性能(耐久性、防水性など)を発揮できません。
- 発色の補助と色ムラの防止: 下地の色を覆い隠し、上塗りの塗料が美しく発色するための下地を作ります。中塗りが適切に行われることで、最終的な色ムラを防ぎ、均一な仕上がりになります。
- 上塗りの密着性向上: 下塗りで整えられた下地の上に中塗りを重ねることで、上塗り塗料がよりしっかりと密着し、塗膜全体の耐久性を高めます。
- 塗料: 最終的に仕上げる色と同じ塗料(上塗り塗料と同じ種類)を使用することが一般的です。
- 上塗り(上塗り2回目):
- 役割:
- 美観の完成: 外壁塗装の最終仕上げであり、選んだ色や艶、質感を実現する工程です。塗り残しやムラがないよう、丁寧に仕上げられます。
- 耐久性の向上と保護: 紫外線、雨風、カビ、汚れなどから外壁を保護する「防御層」の役割を果たします。これにより、外壁全体の寿命を延ばし、塗装の撥水性や防汚性などの機能を発揮させます。
- 塗膜の最終的な形成: 中塗りと合わせて、塗料の層に十分な厚みを持たせ、塗料本来の性能を最大限に引き出します。
なぜ中塗り・上塗りと行うのか?その理由
- 中塗り・上塗りを複数回行う理由
- 塗料の機能発揮: ほとんどの塗料は、メーカーが指定する塗布量を複数回に分けて塗ることで、その性能が最大限に発揮されるように設計されています。1回で厚く塗ろうとすると、ムラや気泡、乾燥不良などの不具合が生じやすくなります。
- 色ムラの防止と美観: 1回の塗装ではどうしても色ムラが生じてしまいます。中塗りと上塗りの2回に分けて塗ることで、均一で美しい仕上がりを実現します。
- 耐久性の確保: 塗膜に十分な厚みを持たせることで、紫外線や雨風などの外部からのダメージをしっかりと防ぎ、塗装の寿命を延ばします。
塗装を三回塗り行わないとどうなるのか?
- 中塗り・上塗りを省略した場合のデメリット
悪質な業者による手抜き工事では、中塗りや上塗りの回数を減らすことがあります。これを省略すると、以下のような深刻なデメリットが生じます。 - 塗膜の早期劣化: 塗膜の厚みが不足するため、本来の耐久性が得られず、数年で色褪せ、チョーキング(白い粉状の劣化)、ひび割れ、剥がれなどの劣化が早く進行します。
- 防水性能の低下: 塗膜が薄いと外壁の防水性が十分に確保されず、雨水の浸入による雨漏りや、内部の腐食、カビの発生リスクが高まります。
- 美観の損なわれ: 色ムラが目立ち、塗料本来の美しい発色や艶が出ません。
- 塗料の機能不全: 防カビ、防藻、遮熱、低汚染などの特殊な機能を持つ塗料でも、適切な塗膜厚がなければその効果を十分に発揮できません。
- 再塗装の早期化とコスト増: 結果的に再塗装の時期が早まり、トータルでの費用が高くついてしまいます。
塗装工事における注意点
- 乾燥時間の確保: 中塗りと上塗りの間には、塗料メーカーが指定する適切な乾燥時間を設ける必要があります。乾燥が不十分だと、塗膜の密着性が低下し、剥がれなどの不具合の原因になります。
- 中塗りと上塗りの色: 基本的に中塗りと上塗りは同じ色の塗料を使用します。稀に、塗り残し防止のためにあえて中塗りと上塗りの色を変える業者もいますが、その場合、上塗りが剥がれた際に中塗りの色が露出し、見栄えが悪くなる可能性があります。また、塗料のロスが増え、費用が高くなる可能性もあります。
- 業者選び: 中塗り・上塗りをきちんと行う優良な業者を選ぶことが重要です。見積もり書に各工程が明記されているか、不自然に安い見積もりではないかなどを確認しましょう。
外壁塗装は、下地処理から下塗り、中塗り、上塗りまで、各工程が連携して初めてその効果を最大限に発揮します。特に中塗り・上塗りは、建物の美観と耐久性を左右する重要な工程であることを理解しておくことが大切です。
出窓庇塗装・下地処理・下塗り・中塗り・上塗り





雨樋塗装・破風塗装



お建物の外壁塗装・付帯部塗装のご紹介をさせて頂きました!!
この度は、T様外壁塗装工事のご依頼頂き誠に有難う御座いました☺
今後とも末永いお付き合いの程よろしくお願いいたします(^^♪
この度、お写真のご紹介をさせて頂きながら塗装の必要性や塗装はなぜ三回塗りが必要なのかをお伝えさせて頂きました。
今後も、塗装について🆙していきますので、ご自宅の塗装工事をされる際の参考にしてください!!
株式会社望月建築塗装は、外壁診断士を保有しているスタッフがお伺いさせて頂きプロの目で、建物の健康診断を行わせていただきます(^^♪
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