本日は、屋根外壁塗装工事を行う前の現地調査を行いましたのでブログを🆙していきます(^^♪
目次
屋根の現状写真
屋根にカビや苔が発生すると、見た目の問題だけでなく、建物の寿命や健康に深刻な悪影響を及ぼす可能性があります。
カビや苔の発生で起きること

- 屋根材の劣化の促進:
- カビや苔は水分を保持する性質があるため、屋根材が常に湿った状態になります。これにより、屋根材の腐食や膨張が促進され、ひび割れや変形、塗装の剥がれなどが起きやすくなります。
- 特にスレートやセメント瓦のような屋根材は、表面の塗装が劣化するとザラつきが生じ、苔の胞子が付着しやすくなります。
- 苔は屋根材に根を張るため、屋根材そのものの劣化を早め、寿命を縮めます。
- 防水性の低下と雨漏りのリスク:
- カビや苔が屋根材に付着すると、雨水が適切に流れなくなり、水はけが悪化します。
- 水分が屋根材の内部にまで浸透しやすくなり、防水機能が低下します。これにより、雨漏りのリスクが高まり、屋根裏や壁内の木材、断熱材などの構造材が腐食する原因となります。
- 構造強度の低下:
- 屋根材の劣化が進むと、内部の防水紙や木材にまで湿気が浸透し、腐食を引き起こす可能性があります。
- 特に木造建築では、カビが構造材を腐食させることで、耐震性や強度が低下し、最悪の場合、建物の倒壊リスクが高まることもあります。
- 健康への影響:
- カビはアレルギー反応や呼吸器系の問題を引き起こす原因となることがあります。
- 屋根に発生したカビの胞子が屋内に侵入し、アレルギーや喘息の症状を悪化させる可能性があります。
- 美観の損なわれ:
- カビや苔が生えると、屋根全体が汚れたように見え、建物の美観が著しく損なわれます。建物の価値が下がる可能性もあります。
- 費用増加:
- カビや苔を放置すると、屋根材の交換や大規模な修繕が必要となり、結果的に高額な修理費用がかかる可能性があります。
- 周辺環境の整備: 屋根に日陰を作る木々が近くにある場合は、剪定を検討するのも良いでしょう。落ち葉などが屋根に溜まらないよう、定期的に清掃することも湿気対策になります。
- こまめな掃除: 定期的に屋根の状態を確認し、初期段階で苔やカビを発見したら、安全な範囲でこまめに除去することで、繁殖を妨げることができます。

解決策とは?カビの予防方法とは?
- 屋根のカビや苔の解決策としては、除去と予防が重要です。
- カビ・苔の除去:
- 高圧洗浄: 一般的な方法ですが、屋根材を傷つけたり、水や苔が周囲に飛散したりする可能性があるため、プロに依頼するのが安心です。
- バイオ洗浄: 苔やカビ、バクテリアの除去や抑制に特化したバイオ洗浄剤を使用する方法です。植物成分や中性洗剤が主原料のため、人体や環境への影響が少ないとされています。
- 再発防止・予防:
- 屋根塗装: 苔やカビが生えにくい塗料(防カビ・防藻機能付き塗料)を塗ることで、防水性を回復させ、再発を防ぐことができます。塗装の劣化によって水はけが悪くなると苔が生えやすくなるため、定期的な塗装メンテナンスが重要です。
- 費用目安:30~70万円(30坪程度の家の場合)
- 屋根の葺き替え・カバー工法: 既存の屋根材が著しく劣化している場合や、苔の発生が頻繁な場合は、屋根材そのものを交換する「葺き替え」や、既存の屋根の上に新しい屋根を重ねる「カバー工法」も検討されます。カビや苔が生えにくい金属屋根材などへのリフォームも有効で
- 葺き替え費用目安:200~400万円
- カバー工法費用目安:80~150万円

建物調査は株式会社望月建築塗装へ
- 安全性:
- 屋根の上は高所であり、勾配があるため非常に滑りやすく危険です。特に雨の日や凍結している日はさらにリスクが高まります。
- 慣れない方が無理に作業すると、転落事故による重傷や死亡事故につながる可能性があります。
- 専門家は、安全帯や命綱などの適切な安全装備と、高所作業の訓練を受けています。
- 正確な診断:
- 屋根の劣化や損傷は、カビや苔の発生以外にも、ひび割れ、浮き、釘の抜け、ルーフィング(防水シート)の劣化など多岐にわたります。
- 専門家は、これらの問題を見逃すことなく、正確な原因と状態を診断できます。
- ドローンを使った調査など、より詳細で安全な調査方法を用いる業者もあります。
- 適切な対策の提案:
- 診断結果に基づいて、最適な補修方法やメンテナンス計画を提案してくれます。
- 例えば、塗装で済むのか、部分的な補修で良いのか、それとも葺き替えやカバー工法が必要なのかなど、素人では判断が難しい内容も的確にアドバイスしてくれます。
- 使用する塗料の種類や屋根材についても、それぞれのメリット・デメリットを説明し、納得のいく選択をサポートしてくれます。
- 屋根材へのダメージ防止:
- 誤った方法で屋根に上がったり、歩いたりすると、屋根材を破損させてしまう可能性があります。特にスレートや瓦など、衝撃に弱い屋根材もあります。
- 専門家は屋根材の種類に応じた適切な方法で調査を行うため、余計なダメージを与える心配がありません。
- 保険の適用アドバイス:
- 風災、雪害などの自然災害による屋根の損傷は、火災保険の対象となる場合があります。
- 専門業者は、保険申請に必要な被害状況の報告書作成や、保険会社とのやり取りについてアドバイスやサポートをしてくれることがあります。
- 時間と手間の節約:
- 自分で調査や補修を行うには、時間や労力がかかります。
- 資格や保険の有無: 建築業許可や関連する資格、万が一の事故に備えた保険に加入しているか確認しましょう。
- 丁寧な説明: 調査結果や提案内容について、分かりやすく丁寧に説明してくれる業者を選びましょう。
屋根は建物を守る重要な部分です。定期的な点検と、問題が発生した際の迅速な対応は、建物の寿命を延ばし、余計な出費を抑えるために不可欠です。カビや苔だけでなく、少しでも気になる点があれば、迷わず株式会社望月建築塗装にご相談ください。
外壁の間にあるシーリングにひび割れが発生している


シーリングの劣化が進行している場合
外壁のシーリングの劣化は、建物の防水性や耐久性に大きく影響するため、早期の発見と適切な補修が重要です。
シーリングの劣化症状
以下のような症状が見られたら、シーリングの劣化が進行している可能性があります。
- 黒ずみ・汚れ(ブリード現象): シーリング材に含まれる可塑剤が表面に浮き上がり、黒い汚れとして現れる現象です。外観を損ねるだけでなく、シーリング材の劣化を早めます。
- 肉やせ: シーリング材が痩せて薄くなったり、凹んだりする状態です。弾力性が失われ、ひび割れや剥離の原因になります。
- ひび割れ・亀裂: シーリング材の表面に細かいひび割れや亀裂が入る症状です。硬化が進み、弾力性が失われている証拠です。
- 剥離: シーリング材が外壁材から剥がれて隙間ができてしまう状態です。シーリングの防水機能が失われているため、雨水が侵入するリスクが高まります。
- 破断: ひび割れが進行し、シーリング材の真ん中が切れてしまう状態です。
- 欠落: シーリング材が完全に取れてしまい、隙間が完全に露出している状態です。
シーリングが劣化する原因
シーリングが劣化する主な原因は以下の通りです。 - 紫外線: 紫外線はシーリング材に含まれるポリマーを分解し、弾力性を失わせ、硬化させます。また、表面を酸化させ、色あせやひび割れを引き起こします。
- 風雨: 雨水がシーリング材に浸透し、内部から劣化を促進します。風による砂埃などもシーリング材を擦り減らします。
- 温度変化: 温度変化によってシーリング材が膨張・収縮を繰り返すことで、ストレスがかかり、ひび割れや剥がれが発生しやすくなります。
- 経年劣化: シーリング材の一般的な寿命は5~10年程度とされており、時間の経過とともに自然と劣化が進みます。
- 施工不良: プライマー(接着剤)の塗り忘れや塗りムラ、シーリング材の充填不足、厚み不足などが原因で早期に劣化する場合があります。
補修方法
シーリングの補修には、主に以下の2つの方法があります。
シーリング劣化を防ぐための解決策

- 打ち替え(打ち直し):
- 既存のシーリング材を全て撤去し、新しいシーリング材を充填する方法です。
- 最も推奨される補修方法であり、シーリング本来の防水性・気密性を回復させ、建物の耐久性を高めます。
- 費用は増し打ちよりも高くなりますが、耐久性に優れています。
- 一般的に、外壁塗装と同時に行うと効率的です。
- 増し打ち(打ち増し):
- 既存のシーリング材の上から新しいシーリング材を重ねて充填する方法です。
- 費用は打ち替えよりも安価ですが、既存のシーリング材の劣化状態によっては効果が限定的です。
- 原則として打ち替えが推奨されますが、窓のサッシまわりや外壁の入隅部分など、一部の箇所では増し打ちが適用されることもあります。
補修のタイミングと寿命 - 一般的な目安: シーリング工事は、5~10年を目途に打ち替えが必要とされています。
- 劣化症状の確認: 上記の劣化症状が見られた場合は、年数に関わらず早めに補修を検討することが重要です。特に剥離や欠落が見られる場合は、雨漏りの原因となるため早急な対応が必要です。
- 高耐久シーリング材: 最近では、耐用年数が20年、30年に達する高耐久のシーリング材もあります。長期的な視点でメンテナンスを考える場合は、これらの使用も検討すると良いでしょう。
株式会社望月建築塗装は、外壁診断士を保有しているスタッフがお伺いさせて頂きプロの目で、建物の健康診断を行わせていただきます(^^♪
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