【外壁塗装ブログ】外壁塗装の下準備に欠かせない「バイオ洗浄」とは?
こんにちは!
株式会社望月建築塗装のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、外壁塗装の品質を大きく左右する「バイオ洗浄」について、詳しくご紹介していきます。
外壁塗装というと、「色を塗ること」がメインと思われがちですが、その前の下地処理がとても重要。なかでも、カビやコケの多い外壁には「バイオ洗浄」が欠かせません。

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◆ バイオ洗浄とは?高圧洗浄との違い
まず、「高圧洗浄」と「バイオ洗浄」の違いをご説明します。
• 高圧洗浄:水だけを使って外壁の表面に付着したホコリやチリ、旧塗膜などを洗い流す作業。
• バイオ洗浄:専用のバイオ洗浄剤(薬品)を使用して、カビ・苔・藻などの微生物を根本から分解・除去する作業。
つまり、バイオ洗浄は「洗浄+除菌+再発防止」の効果があるのが特徴です。
特に、外壁にコケやカビが繁殖している場合は、通常の高圧洗浄では完全に取り除けず、再発のリスクが高まります。
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◆ なぜバイオ洗浄が必要なのか?
外壁塗装では、塗料の「密着性(付着力)」がとても重要です。
外壁に汚れや微生物が残っている状態で塗装をすると、塗膜が浮いて剥がれるトラブルにつながります。
🔻 バイオ洗浄の必要性をまとめると:
• 塗料の密着性が向上する
• 塗装後の耐久性が向上する
• 仕上がりのムラがなくなる
• 外壁の健康状態をリセットできる
• コケやカビの再発防止になる
外壁塗装は「見た目」も大事ですが、「長持ちすること」が一番大切です。
そのためにも、塗装の前の洗浄処理は手を抜いてはいけません。
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◆ バイオ洗浄の流れ
実際のバイオ洗浄の作業手順を見ていきましょう。
① 現地調査
まずは外壁の状況を確認します。
特に日陰になりやすい北面や、湿気がこもりやすい場所にカビ・苔・藻の発生がないかチェックします。
② 養生作業
洗浄剤が庭の植木や車、外構などにかからないように、しっかりとビニール養生を行います。
※バイオ洗浄剤は環境に配慮した安全な成分が使われていますが、念には念を入れて保護します。
③ バイオ洗浄剤を散布
専用の噴霧器を使って、外壁全面にバイオ洗浄剤を散布していきます。
この薬剤が、カビや苔の細胞に浸透し、分解する働きを持っています。
④ 反応時間を確保
10〜30分ほど放置して、しっかり薬剤が浸透・反応するのを待ちます。
すぐに流してしまうと、効果が薄れてしまうため、この「待ち時間」も大切な工程です。
⑤ 高圧洗浄で洗い流す
最後に、高圧洗浄機を使って、バイオ洗浄剤と一緒に分解された微生物や汚れを一気に洗い流します。
この工程が終わると、外壁がまるで新品のようにキレイになります。
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◆ バイオ洗浄が必要な外壁の特徴

以下のような症状が見られる場合は、バイオ洗浄が効果的です。
症状 原因 洗浄の必要性
外壁が緑色や黒ずんでいる コケ・カビ・藻の繁殖 必要
日陰が多くジメジメしている 湿気がこもりやすい 高確率で必要
壁を触るとヌルヌルする 微生物の膜が付着 必要
塗装から10年以上経過 劣化と汚れの蓄積 状況次第で必要
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◆ バイオ洗浄は“塗装工事の質”を左右する
「洗浄なんて水でやればいい」と思っている業者もいますが、実はバイオ洗浄を行うかどうかで、塗装の耐久性に大きな差が出ます。
株式会社望月建築塗装では、外壁の状態をしっかりと調査したうえで、必要に応じてバイオ洗浄を標準作業としてご提案しています。
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◆ まとめ
外壁塗装を成功させるためには、塗る前の下地づくりが鍵になります。
その中でも、「バイオ洗浄」は、見えない敵=カビ・苔・藻・菌類を根こそぎ除去し、健やかな外壁を取り戻す大切な工程です。

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【施工ブログ】外壁洗浄後、しっかり乾燥させてからシーリング工事を行いました!

本日は、外壁塗装の下地処理工程の一つ、シーリング(コーキング)工事の様子をご紹介します。
塗装の前には「高圧洗浄」や「バイオ洗浄」で外壁をきれいに洗い流しますが、
その後しっかりと乾燥時間を確保してから、シーリング工事を行うことがとても大切なんです!
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🔹 外壁洗浄後はすぐには作業しません!
高圧洗浄やバイオ洗浄が終わった外壁は、一見キレイになったように見えても、
壁材の内部には水分が残っている状態です。
このまま次の工程に進んでしまうと…
• シーリング材が密着せず、すぐに剥がれてしまう
• 内部に水分が残ることで、施工不良の原因になる
• 後の塗装にも悪影響が出て、塗膜のふくれや剥がれのリスクが高まる
など、せっかくの塗装工事が台無しになる恐れも。
株式会社望月建築塗装では、天候や湿度を確認しながら、最低でも丸1日〜2日しっかりと乾燥させるようにしています。
季節や素材によっては、3日以上乾燥時間を取る場合もあります。
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🔹 シーリング工事とは?
「シーリング」とは、外壁の目地(継ぎ目)や、サッシ回りなどの隙間を埋めるゴム状の防水材のことです。
特に以下のような部分に使用されます:
• サイディング外壁の目地
• 窓枠・ドア枠のまわり
• 屋根の板金まわり など

シーリングの役割は、主に防水性・気密性の確保です。
経年劣化でひび割れたり、縮んで隙間が空いていると、そこから雨水が入り、内部の腐食や雨漏りの原因になります。
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🔹 今回のシーリング工事の流れ
① 既存シーリングの撤去(打ち替えの場合)
古くなったシーリング材をカッターなどで丁寧に取り除きます。
※既存の状態が良ければ「増し打ち」になるケースもあります。
② プライマーの塗布
外壁とシーリング材の密着をよくするために、下地材(プライマー)を塗ります。
この工程を省くと、早期剥離の原因になります。
③ シーリング材の充填
専用のコーキングガンで、新しいシーリング材をたっぷりと充填していきます。
④ ならし作業(ヘラ仕上げ)
ヘラで押さえ込みながら表面をならし、しっかりと密着させ、見た目もきれいに整えます。

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🔹 シーリング工事が終わってからも乾燥時間が必要!
シーリング工事が終わった後も、完全に硬化するまでに1日〜数日かかります。
この乾燥時間を守らずに塗装を始めてしまうと、やはり施工不良につながってしまうため、
当社では工程ごとにしっかりと時間を確保しています。

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📝 まとめ
今回の現場では、
• バイオ洗浄で外壁のカビや汚れを徹底除去
• 十分な乾燥時間を確保
• シーリング材の打ち替えを丁寧に施工
という流れで、塗装前の重要な下地処理を丁寧に行いました。
塗装の仕上がりはもちろん、「長持ちするかどうか」はこういった下準備の丁寧さで決まります。
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これから外壁塗装をお考えの方も、
「ただ色を塗るだけではない」工程の大切さを、ぜひ知っていただければと思います。
お住まいの外壁や屋根に気になる症状がある方は、
お気軽に株式会社望月建築塗装までご相談ください!
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雨の日だからといって、塗装屋が“お休み”というわけではありません。
私たちは、雨の日にしかできない準備や調整を通して、次の現場に備えています。
そして、どんな日もお客様の満足と安心を第一に、ひとつひとつの仕事に誠実に向き合っています。
梅雨が明ければ、いよいよ本格的な外壁・屋根塗装のシーズン到来。
お住まいのことで気になることがあれば、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
株式会社望月建築塗装は、地域密着・丁寧施工で皆様のお住まいを守ります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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