

外壁のひび割れについてご紹介させていただきます!!
目次
外壁にひび割れがあるとどんな危険性があるか?
- 雨漏り・浸水による内部の腐食
- ひび割れから雨水が建物内部に浸入し、壁の中の構造材(木材など)を腐食させます。
- 鉄筋コンクリートの場合、鉄筋が錆びて膨張し、コンクリートを内側から破壊する「爆裂現象」が起こることもあります。
- 最終的には室内の雨漏り(天井のシミ、クロスの剥がれなど)に繋がる可能性が高いです。
- 建物の耐久性の低下
- 構造材の腐食が進むと、建物の強度が著しく低下します。
- 地震などの災害時に、倒壊のリスクが高まります。
- 特に、幅0.3mm以上の「構造クラック」と呼ばれるひび割れは、建物の構造自体に問題がある可能性が高く、非常に危険です。バツ印のひび割れなども要注意です。
- シロアリの発生
- 雨水の浸入により壁内部が湿った状態になると、シロアリにとって絶好の生息環境となります。
- シロアリは木材を食い荒らし、建物の構造をさらに弱体化させます。一度発生すると駆除に多額の費用がかかります。
- カビの発生と健康被害
- 湿気がこもることでカビが発生しやすくなります。
- カビが繁殖した環境で生活すると、空気中のカビ菌を吸い込むことで、アレルギー、ぜんそく、感染症、中毒などの健康被害を引き起こす可能性があります。
- 断熱性・防音性の低下
- ひび割れによって外壁に隙間ができると、断熱材が湿気を含んだり、断熱性能が低下したりします。
- 夏は室温が上がりやすく、冬は冷え込みやすくなるため、冷暖房の効率が悪くなり、光熱費の増加に繋がります。
- 防音性も低下し、外部の音が室内に入りやすくなることもあります。
- 美観の低下と資産価値の減少
- ひび割れは、見た目の印象を著しく悪くします。
- 建物の美観が損なわれることで、売却や賃貸に出す際の資産価値が低下する可能性があります。
重要なポイント: - 小さなひび割れでも注意が必要: 髪の毛のように細い「ヘアークラック」と呼ばれるひび割れでも、放置すると徐々に進行し、上記のような問題に発展する可能性があります。
- 早期発見・早期補修が重要: ひび割れが小さいうちに補修すれば、費用も工事規模も抑えられます。内部にまでダメージが及ぶほど放置すると、大がかりな工事が必要になり、費用も高額になります。
- 専門家への相談: 外壁のひび割れを見つけたら、自己判断せずに専門の業者に点検・診断を依頼することをおすすめします。特に幅の広いひび割れや、複数のひび割れがある場合は、早急な対応が必要です。
ご自宅の外壁にひび割れが見られる場合は、これらの危険性を考慮し、適切な対処を検討してください。

外壁の剥がれ落ち
ひび割れている部分は脆くなっています。放置すると塗膜や外壁材自体が劣化し、剥がれ落ちてしまうことがあります。
剥がれ落ちた外壁材が通行人や車に当たり、事故やトラブルに発展する可能性もあります。

チョーキング現象について 外壁はどんなことを知らせている?
- 塗料の劣化が進行している
- 外壁に塗られている塗料には、建物を保護するための樹脂成分と、色を出すための顔料が含まれています。
- 紫外線や雨風などの影響を長期間受けることで、塗膜の表面にある樹脂が分解され、中に含まれていた顔料が粉状になって表面に浮き出てきます。これがチョーキング現象の正体です。
- つまり、塗料がその本来の性能(特に防水性や耐久性)を失い始めていることを示しています。
- 外壁の塗り替え時期が近づいている
- チョーキング現象は、外壁塗装の寿命が近づき、塗り替えを検討するべき時期であるというサインです。
- 一般的に、塗料の種類にもよりますが、新築から8~10年程度でチョーキング現象が見られることが多いです。
- ただし、塗料の品質が低い場合や、塗装時の施工不良(塗料の希釈不足、乾燥不足など)があった場合は、もっと早い段階で発生することもあります。
- 美観が損なわれている
- 白い粉が付着することで、外壁全体が白っぽくくすんだ印象になり、建物の美観が著しく低下します。
- 外観が悪くなるだけでなく、資産価値の低下にも繋がります。
チョーキング現象が見られた場合の対処
チョーキング現象は、初期段階では緊急性が低い場合もありますが、放置すると建物の劣化を早める原因となるため、早めに専門業者に点検を依頼し、適切な補修や塗り替えを検討することが重要です。
自分で外壁を触って粉が付くか確認することで、チョーキング現象の有無を簡単にチェックすることができます。雨に濡れた時に壁の色が濃くなる場合も、防水機能が低下しているサインです。

防水機能が低下している
チョーキング現象が起きているということは、塗膜の防水性が低下している状態です。
塗膜が雨水を弾く力を失い、外壁材そのものが雨水を吸収しやすくなります。
これを放置すると、雨水が外壁内部に浸入し、建物の構造材を腐食させたり、カビやコケの発生を促したりする原因となります。最終的には雨漏りや、建物の寿命を縮めることにも繋がります。

- カビが発生する原因とは?
-
外壁にカビが発生する原因は、基本的には屋内のカビ発生条件と同じで、「水分」「温度」「栄養源」「空気(酸素)」の4つが揃うためですが、外壁特有の環境要因が強く影響します。
- 建物の構造や立地による原因とは?
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- 外壁材の凹凸: 模様のあるサイディングや、リシン吹き付けなどのザラザラした外壁は、表面に汚れや水分が溜まりやすく、カビが発生しやすい傾向があります。
- 周辺環境: 近くに畑や田んぼ、森林などがある場合、湿気が多く、カビの胞子が飛来しやすい環境になります。
これらの要因が複合的に絡み合うことで、外壁にカビが発生します。特に、湿度が高く、日当たりや風通しが悪く、汚れが溜まりやすい場所は、カビにとって非常に好ましい環境となります。
外壁にカビが発生すると、美観を損なうだけでなく、塗膜や外壁材の劣化を早め、建物の耐久性を低下させる原因にもなるため、早期の発見と適切な対処が重要です。
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