トタン屋根の下地処理を行いましたので写真付きでご紹介させていただきます!!

下地処理の工程になります。屋根の素材ごとに施工方法は異なります。今回はトタン屋根になるのであしつけ棒を使用して塗料の密着力を高めるため・錆を落とす為・下地つくりをする為に行いました。
屋根トタンにおける下地処理が大事な理由 重要ポイント
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✅ 1. 錆の進行を止めるため
• トタン(亜鉛メッキ鋼板)は、表面に傷や経年劣化があると錆びやすくなります。
• すでに発生した赤錆や白錆をそのままにして錆止めを塗っても、内部で錆が進行し、後から塗膜が浮いたり剥がれたりします。
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✅ 2. 塗料の密着性を高めるため
• 表面に汚れ・油分・ほこり・旧塗膜などが残っていると、錆止め塗料がしっかり密着しません。
• その結果、塗膜が早期に剥離する原因になります。
• 特にトタンはツルツルしていて塗料が密着しにくいため、目粗し(サンディング)も重要。
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✅ 3. 塗膜の耐久性・防錆効果を最大限に発揮させるため
• 錆止め塗料は下地がきれいでなければ本来の性能を発揮できません。
• 適切な下地処理によって、塗料の寿命を延ばし、防錆効果を長く維持できます。
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✅ 4. 美観を保つため
• 下地処理を怠ると、錆の再発や塗膜の膨れ・剥がれが起きやすくなり、見た目も悪くなります。
• 長期的に見ると、再塗装や修理の手間・費用が増えてしまいます。

スクレーパー・カワスキを使用して細かい部分も丁寧に行います
- ケレン作業の手順(カワスキ使用)
ケレン作業は、浮いた塗膜や錆を取り除き、新しい塗料の密着性を高めるための重要な工程です。
・カワスキを使用してあしつけ棒では、できない細かい箇所や塗膜が浮いている箇所にカワスキを使用します。

カワスキを使用するにも高度な技術の力加減が必要となります。ちからを入れすぎると傷がついたり穴が空いてしまう恐れもあります。

塗装は、下地を丁寧に作ることによって塗料機能や耐久性が変わる
丁寧に行うことで塗装の仕上がりが変わるのか?
「塗装って、結局はどれだけ丁寧にやるかで決まるんじゃないの?」
そんな風に思ったことがある方、実は…その通りです。
私たちが行う屋根や外壁の塗装工事では、丁寧さ=仕上がりの美しさと耐久性に直結します。今回は、なぜ丁寧な作業が塗装の仕上がりに大きな違いを生むのか、特に「下地処理」に焦点を当ててご紹介します。
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下地処理は“塗装の土台づくり”
建物の塗装でいちばん重要な工程は、実は「塗ること」そのものではありません。
それよりも大切なのが、下地処理です。具体的には:
• 古い塗膜の除去(ケレン作業)
• 錆や汚れの除去
• 表面の目粗し(細かい傷をつけて塗料の密着性を高める)
• 洗浄・乾燥・脱脂
これらの処理を丁寧に行うことで、塗料がしっかりと密着し、美しい仕上がりと長持ちする塗膜が実現します。
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丁寧にやるかどうかで「こんなに違う!」
丁寧な下地処理をした場合 | 下地処理を省略・手抜きした場合 |
• 錆の再発を防げる | • 数年で塗膜が浮いたり剥がれたりする |
• 塗膜が長持ちし、約10年近く持つケースも | • 錆が内部で進行し、屋根の劣化が早まる |
• 表面が滑らかで、仕上がりが美しい | 見た目もムラが出てしまう |
つまり、見た目にも耐久性にも、大きな差が出るのです。
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「見えないところこそ、プロの腕の見せ所」
塗装工事は、仕上がったときには下地処理の様子は見えません。しかし、5年後、10年後にその違いが“結果”として現れます。
私たちが工事を行う際、下地処理は一切手を抜きません。それは、お客様の大切な建物を守るためでもあり、長く安心して過ごしてもらいたいからです。
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まとめ
塗装の仕上がりが変わるかどうか――それは、「丁寧な作業がなされているか」にかかっています。
・ただ塗るだけでは、すぐに劣化する
・丁寧に下地を整えれば、10年先でも安心
私たち塗装職人が丁寧さを大切にするのは、その先のお客様の暮らしを守るためなのです。

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